ASHFORDが新たに導入した積立決済SaaS「Respo」
システム手帳ブランド「ASHFORD」(アシュフォード)が自社のオンラインストアに新しい決済手段として、EC向け積立決済SaaS「Respo(リスポ)」の導入を発表しました。この新しいサービスは、特に高価格帯の商品を購入する際のハードルを下げることを目指しています。最初に積立購入が可能となる商品は、「クロコダイルスクエアバック MINI6 13mm note」に設定されています。この高級ラインは、デザインと機能性を兼ね備えた商品として人気がありますが、その一方で価格が高いため、購入をためらう顧客も少なくありませんでした。
導入の背景
ASHFORDでは、高品質なシステム手帳を多く展開しており、その中でも「クロコダイルスクエアバック MINI6」は特に美しさが評価されています。しかしその価格帯のために、顧客が購入を決断できずにカートに商品を残したままになる“カゴ落ち”が多発していました。そこで、ASHFORDは顧客が無理なく購入を続けられるよう、積立払いや計画的な購入を可能にするAMAIの「Respo」を採用しました。
この仕組みを利用することで、顧客は一定額を積み立てながら、無理なく高額商品を購入することができます。また、ブランド側にとっては、購入率の向上や機会損失の防止が期待されます。
購入フローと新しい体験
新たに導入された「Respo」のサービスは、商品ページで積立期間を選ぶことでスタートします。利用者は、毎月指定した金額を積み立てていくことができ、最終的には希望する商品を計画的に手に入れることができます。この積立状況は、「Respo」の公式LINEを通じて通知されますので、顧客は安心して積立を続けることができます。
このような付加価値を提供することで、ASHFORDは今後も顧客とのエンゲージメントを強化し、ロイヤリティの向上を目指します。今後は、対象商品を増やし、より多くのお客様に安心してASHFORDの商品を楽しんでいただける環境を整える方針です。
「Respo」について
「Respo」は、EC事業者向けに設計されたSaaSで、消費者が事前に積み立てた資金を用いて、計画的に商品の購入が可能になる新しいモデル—「Save Now, Buy Later(SNBL)」を実現します。このサービスは、タグ埋め込みやAPI連携を活用することで、簡単に自社ECサイトに導入できる柔軟性が特徴です。
現在、「Respo」の導入企業は増加しており、今後は家電や家具、旅行、ファッション、アウトドア用品など様々な業界に展開する予定です。
ASHFORDブランドの背景
ASHFORDは、1982年に英国のシステム手帳との出会いをきっかけに誕生しました。日本の生活様式や感性に寄り添いながら、リフィルの開発や職人による丁寧なモノづくりを大切にし続けています。ASHFORDは、日常生活に寄り添うレザーグッズを展開し、顧客のライフスタイルにマッチした商品を提供し続けているのです。
会社概要
- - 会社名:アシュフォード株式会社
- - 代表取締役:大城 幸治
- - 設立:1997年4月
- - 事業内容:システム手帳、リフィル、革小物等の製造販売
- - URL:ASHFORD公式サイト
このように、ASHFORDの新しい取り組みは、顧客に新たな購入の選択肢を提供し、従来のスタイルを一新する試みとして注目されています。