製造業のDXを加速する無償アプリ「BraveJIG PLUG」
株式会社Braveridge(ブレイブリッジ)は、2023年10月1日にWindows対応の無償アプリケーション「BraveJIG PLUG(ブレイブジグ・プラグ)」の提供を開始しました。このアプリは、IoT/DX汎用モジュラーデバイスシリーズ「BraveJIG(ブレイブジグ)」と連携し、センサーデータの取得、保存、可視化を行うことができます。また、APIを通じて自社システムとの連携も可能で、製造業のデジタル化を加速させるツールとなります。
BraveJIG PLUGの主な機能
1.
Windows 11(64-bit)ネイティブ動作
- 簡単に導入でき、既存のシステムとスムーズに連携することができます。ユーザーは複雑な設定を行う必要がありません。
2.
センサーデータのリアルタイム受信
- BraveJIGルーター/モジュールと接続し、センサーデータをリアルタイムで取得・保存します。得られたデータはWebブラウザ上で美しくグラフ表示され、視覚的に確認できます。
3.
データの自動保存と履歴確認
- あらゆるデータは自動的に保存され、過去のデータを確認できるため、分析や報告に役立ちます。
4.
コマンド送信による設定変更
- デバイスに対するコマンドを直接送信し、設定や動作を指示することが可能です。これにより、リアルタイムでの管理が実現します。
5.
APIによるシステム連携
- 他のシステムや独自のアプリケーションとデータを連携できるAPIも提供されており、運用の幅を広げます。
6.
MQTT Broker機能
- データ受信やコマンド送信を効率的に行う仲介役としてMQTT Brokerとしても機能します。これにより、IoTデバイスとの連携がさらにスムーズになります。
導入推奨環境
BraveJIG PLUGを快適に利用するための推奨環境は以下の通りです:
- - OS: Windows 11(64-bit)
- - CPU: Intel Core i5 第10世代以降 または 同等以上のAMD Ryzenプロセッサ
- - メモリ: 8GB以上(接続デバイス数が多い場合は16GB以上を推奨)
- - ストレージ: 256GB以上のSSD(データ保存の量に応じて大容量を推奨)
- - ネットワーク: USBルーター接続時はUSBポート(USB 2.0以上)、LANルーター使用時は有線接続を推奨
- - 推奨ブラウザ: Google Chromeの最新版
BraveJIG PLUGの活用法
このアプリは製造業の仲間にとって非常に便利なツールです。IoT導入支援も行っており、無償公開された「IoT導入支援キットVer.4」は、Raspberry PiやWindows PCでの利用が可能です。これにより、さまざまなシステムやデバイスと連携し、自社の製造プロセスをデジタル化することができます。新たなビジネスチャンスを生み出すための第一歩として、BraveJIG PLUGをぜひ活用してください。
まとめ
製造業界におけるデジタル化の潮流に乗り遅れないためにも、BraveJIG PLUGの導入は欠かせません。この無償アプリは、業務の効率化やデータの可視化を通じて、製品の品質向上やコスト削減に寄与することでしょう。