鬼をテーマにしたアート展「和のあかり×百段階段2025」の魅力とは

鬼をテーマにしたアート展「和のあかり×百段階段2025」の魅力

東京・目黒のホテル雅叙園で開催される「和のあかり×百段階段2025 ～百鬼繚乱～」。この企画展は、2025年7月4日（金）から9月23日（火・祝）までの期間、東京都指定有形文化財「百段階段」にて実施されます。東京都の文化財として認定されたこの建築は、日本の美と歴史が息づく場所であり、訪れる人々に特別な体験を提供します。

文化財の美しさと独自のアート体験

この「百段階段」は、1935年に建設された構造物であり、現在も多くの人々に利用されています。全99段の階段によって、7つの異なる部屋がつながっています。その美しい空間を背景に、「和のあかり」と「鬼」のアートが共演して、訪れた人を幻想的な世界へといざないます。アート作品が展示される部屋は、それぞれ違ったテーマで演出されており、歴史的な文化財内でのイマーシブ体験が可能です。

アーティストたちによる多彩な作品

今回の展覧会では、38名の異なるアーティストによって展開される「百鬼繚乱」の世界が体験できます。菅原道真をモチーフにした作品から、伝統工芸や現代アートまで、幅広いジャンルで表現された作品が、鬼たちの姿を彩ります。アートの導入を通じて鬼の物語が展開され、来場者はその中に引き込まれることでしょう。

幻想的な音楽とアロマの演出

さらに展覧会では、音楽家ヨダタケシ氏によるオリジナル楽曲が体験を際立たせます。テルミンという不思議な楽器を操る彼の音楽は、展示空間に幻想的な雰囲気を加えます。音楽だけでなく、照明やアロマ、風の舞いなどによる演出が、観覧者の内なる感覚に語りかけます。これにより、ただの視覚以上に深い感動が生まれ、体験がより特別なものに。

入場券と特典情報

一般入場券は1800円、大学・高校生は1200円、小中学生は1000円となっており、特別前売券を利用すればさらに割引が適用されます。また、鬼をモチーフにしたアイテムを持参することで、ポストカードのプレゼントもあるなど、来場者を楽しませる特典も用意されています。

連動企画も盛りだくさん

浴衣プランやランチセットなど、展示会に合わせた多様なイベントも開催されます。浴衣一式と優待券がセットになった「浴衣プラン」や、レストランでのランチが楽しめる「ランチセット」が用意されており、アート展を満喫するためのプランが充実しています。

日本の美を体感する特別な場所

ホテル雅叙園東京は、90年以上の歴史を持つミュージアムホテルであり、西洋と東洋の美が融合した空間で、宿泊や食事が楽しめます。伝統と現代が交わるこの場所で、心に残る文化体験を求める方にはうってつけです。本企画展を通じて、雅叙園の魅力はもちろん、日本の伝統美を再発見する機会にもなるでしょう。

皆様もぜひ「和のあかり×百段階段2025」に足を運び、この特別な体験をお楽しみください。