千葉大学と脱炭素
2025-05-30 14:52:18

千葉大学と連携した脱炭素へ向けた新たな取り組み

国立大学法人千葉大学は、脱炭素ソリューションを手がける株式会社クリーンエナジーコネクトとバーチャルPPAサービス契約を締結しました。この契約により、千葉大学はカーボンニュートラルへの取り組みを加速させ、環境価値を高めることを目指しています。

バーチャルPPAの実施



バーチャルPPA(Power Purchase Agreement)は、電力供給契約の一形態で、直接的に物理的な電力を受け取ることなく、環境価値のみを取得する仕組みです。この度の取り組みでは、千葉エコ・エネルギーが設計し、TNクロスが設置した千葉市内の営農型太陽光発電設備を通じて、発電された電気をクリーンエナジーコネクトが購入。その後、電力と環境価値を分離し、千葉大学に提供しています。この手法の導入により、国内の国立大学としては初めての試みとされています。

千葉大学の目指す目標



千葉大学は、2040年までにRE100を達成することを目指しています。RE100とは、企業が消費する電力量のすべてを再生可能なエネルギーで賄うことを指します。環境への配慮を大切にする千葉大学の姿勢は、今後の教育機関のあり方を示す重要な分岐点となることでしょう。この取り組みによって、教職員や学生が再生可能エネルギーの重要性を実感し、未来の持続可能な社会に貢献する意識を高めることが期待されています。

クリーンエナジーコネクトの役割



株式会社クリーンエナジーコネクトは、様々な企業に対してグリーン電力の導入支援を行っています。特に、脱炭素経営を進める企業やRE100に参加する企業にとって、その実行支援が不可欠です。クリーンエナジーコネクトは、お客様のニーズに応じた最適なグリーン電力導入計画を迅速に提案し、実行をサポートしています。導入後はその効果を検証し、目標達成に向けてのアプローチを柔軟に提供します。

幅広いクライアント



現在、同社はAmazon、第一生命保険、NTTグループ、野村不動産グループなどの大手企業の脱炭素、RE100の目標実現を支援しています。将来的には太陽光発電に加え、蓄電池、風力発電、BEMSなどを統合し、常時再生可能エネルギーを利用できる体制を構築することを目指しています。クリーンエナジーコネクトの目標は、気候変動問題への実効ある対策を前進させ、持続可能な未来を築くことです。

まとめ



千葉大学とクリーンエナジーコネクトの協力によって、脱炭素社会の実現に向けた具体的なステップが踏まれています。この試みは、教育機関における再生可能エネルギーの利活用の新たなモデルともなり、企業や個人が持続可能な社会の形成に貢献するきっかけとなることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社クリーンエナジーコネクト
住所
東京都千代田区大手町2-2-1
電話番号

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