自動倉庫「rBox」がアルプス物流に採用!新たな物流の扉を開く
RAX Solutions株式会社が開発した自動倉庫「rBox」が、株式会社アルプス物流に導入されることが決定しました。この新たな自動化システムは、少量多品種の小型商品に特化しており、2025年秋には神奈川県と埼玉県に新たな倉庫を稼働させる予定です。これにより、従来の物流の枠を超えた新しい可能性が広がります。
「rBox」の特長と利点
「rBox」は、名刺箱から靴箱までをカバーする小型商品専用の自動倉庫です。このシステムは、RAX独自の「Direct Item Storage & Retrieval(DISR)」技術を採用しており、オーダーに基づいて商品を作業者に提供することができます。従来の方式の「Good-To-Person」とは異なり、商品の保管から出庫、ピッキングまでを全自動化することが可能です。
導入例
1.
Eコマース物流拠点: コンタクトレンズや化粧品などの出荷工程を自動化し、無人でのカートン形成や商品封入などを実現。
2.
メガネレンズ製造拠点: 加工されていないレンズの自動入庫からピッキングまでを管理し、製造工程につなげることができます。
3.
研究施設: 小さな商品を扱う研究施設においても、効率的な在庫管理が可能です。
アルプス物流の選定理由
株式会社アルプス物流の倉庫自動化ソリューションの選定にあたり、同社の倉庫自動化部門長である野殿征範氏は「rBox」の唯一無二の特徴に注目しました。小さな箱単位で高効率な保管ができること、WMSからの指示に従って商品をコンベアに供給できる点が、彼らの理想にマッチしたそうです。また、耐荷重も600〜800kg程度と軽く、現場に設置しやすいのも大きな利点です。
今後の展望
RAX Solutionsは、これからも異業種への自動倉庫の導入を促進し、多様なニーズに応えるソリューションを提供していく予定です。医療業界にとどまらず、様々な業界での自動化の必要性が高まっている中、「rBox」はその最前線に立つ存在となるでしょう。
イベント情報
この新しい自動倉庫「rBox」は、2025年1月22日から24日まで東京ビッグサイトで開催される第4回スマート物流EXPOにも出展予定です。興味を持っている方々は、ぜひ足を運んでこの目新しいソリューションを体感してください。
株式会社アルプス物流について
株式会社アルプス物流は、神奈川県横浜市に本社を構える総合物流企業で、電子部品の運送から保管、輸出入までを幅広く手掛けています。RAX Solutionsも、光学レンズ産業だけでなく、さまざまな業界においてもその技術を提供し、多くの顧客のニーズに応えてきました。
公式ホームページ:
RAX Solutions、
アルプス物流