100年時代の資産形成
2017-03-31 11:00:36
100年時代に向けた資産形成の第一歩を踏み出そう!
100年時代に向けた資産形成の第一歩を踏み出そう!
日本において「人生100年時代」が話題となっている中、資産の形成方法を考えることが急務となっています。このたび、SMBC日興証券が主催する「FROGGY LIVE – あなたのお金をカエル授業」が開催され、約100名の参加者が集まりました。豪華な登壇者たちからさまざまなお金に関する知識を学ぶ貴重な機会となりました。
「お金を考える人」を増やす試み
イベントの冒頭には、マンガ家のかっぴー氏、FROGGYのクリエイティブディレクター大八木翼氏、そしてSMBC日興証券の吉岡伸輔が登壇し、オープニングセッションが行われました。日本人が抱く“お金への苦手意識”や“将来への不安感”に焦点を当て、「人生100年時代に必要な資金」について議論を展開しました。
特に、SMBC日興証券が行った調査によれば、65.8%の人が自分の資産形成プランを持たず、67.7%がお金に関する知識に自信を持っていないことが明らかになりました。吉岡氏は「投資を始めることのハードルを下げ、多くの人に投資の楽しさを知ってもらいたい」と訴えました。
各セッションの内容は?
セッション1「今日からコツコツ資産形成をはじめよう!」
ファイナンシャル・ジャーナリスト竹川美奈子氏は、クルクル変わるお金の価値観の中で、日常生活の中でできる資産形成について解説しました。まずは「お金をマネジメントすることが大切」と提言し、具体的な手法として「お金は3ステップで考える」「投資をポケットに加える」「継続的にシステムを作る」などのポイントを紹介しました。「今日が人生で一番若い日」と捉え、今から始めることの重要性を伝えました。
セッション2「消・浪・投で考えるらくらく投資生活」
家計再生コンサルタントの横山光昭氏は、「消費」「浪費」「投資」の意識改革を提案。お金に関してどれだけの知識を持っているかを再確認し、自分の価値観に応じた予算の使い方を見直し、シンプルな管理方法を紹介しました。「月に一度のお金会議」の実践例を交え、ユーモアを交えながらの講義は会場の参加者を和ませました。
セッション3「投資とは社会への知的でオシャレな貢献である」
レオス・キャピタルワークスの藤野英人氏は「投資は金儲けではない」と述べ、投資が日本の未来に向けた重要な社会貢献であると強調しました。「手元のお金を正しく使うことで、未来をより良くすることができる」と熱弁し、ポジティブな視点で未来への投資を促しました。
セッション4「行動経済学が明かす投資家が気をつけたい5つの落とし穴」
明治大学の友野典男教授は、投資家の心理を行動経済学の観点から解説。感情や直感による市況への過度な反応を戒め、「長期的視点を持つことが重要である」と主張しました。実践的なアドバイスとしてルール作りの重要性を強調しました。
セッション5「明日からできる!会社四季報の歩き方」
最後に、渡部清二氏が登場。会社四季報を「未来を読み解くための教材」として捉えることで、企業の動向を理解し、自らの投資の助けとする方法を明らかにしました。情報の海の中から、未来を見据えた投資先を見つけるヒントが散りばめられていました。
参加者の声と今後の取り組み
全ての講義の後、参加者同士の懇親会が行われ、感想が交わされる中、多くの人が知識獲得に満足している様子でした。自らの資産形成を見直し、今後もSMBC日興証券は「FROGGY」を通じたで、リアルな金銭的学習の場を提供し続けることが期待されています。私たち一人ひとりが未来を見据えてお金との向き合い方を reconsider ることが大切です。
会社情報
- 会社名
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SMBC日興証券株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内3-3-1
- 電話番号
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