防災食をおいしく備える 交流イベントが開催される理由
福岡市の株式会社明治産業が運営する“オトナの部活動”あ!めいじんぐ俱楽部では、第24期企画として地域の方々と一緒に楽しむ防災食をテーマにしたイベントを実施しています。この企画は、食を通じて防災意識を高め、地域の人々が助け合う環境を作ることを目的としています。
ストック美食部の取り組み
この『ストック美食部』では、参加者が防災食をただ備蓄するだけでなく、日常生活に上手く活用するためのアプローチを学ぶことができます。具体的には、アルファ化米や缶詰の食べ比べや、簡単にアレンジできるレシピの紹介などが行われています。
例えば、缶詰を使ったイタリアンやスイーツへのアレンジ方法、さらには自宅のストックする食材の見直しを通じて、「防災食はおいしく、使える」ということを実感してもらう取り組みが進められています。
このように、日常の食卓に防災食を取り入れる新しいスタイルが育まれています。
最終回イベント《ローリングストック Afternoon Tea Party》
12月12日(金)には、これまでの学びを基にした卒業イベント《ローリングストック Afternoon Tea Party》が開催されます。このイベントでは、参加者が自身の体験やおすすめのアレンジレシピを発表し、一般市民と意見交換を行います。
防災に対する意識が高まる中、家庭ごとにどのように備えるべきかのヒントを得る良い機会です。
特に印象に残るプログラムには、ミニ講座の他、防災食に関するクイズ大会も用意されていますので、参加者全員が楽しみながら防災について学ぶことができるでしょう。
参加者の反響と体験効果
参加者からの声として、「保存食でも工夫次第で映える料理ができることに驚きました」や「我が家の味にアレンジしていきたい」などの感想が寄せられています。このような体験が、生活者の“備えの質”を高めるきっかけになっているのです。
講師の紹介
イベントでは、「シークレットレストランK」のオーナーシェフ舟木 慧氏が講師として参加。フレンチやジビエ料理の経験を活かし、多彩なジャンルの料理を提案してくれることでしょう。また、田舎の女性氷彫刻師としての活動も評価されています。
このようなプロからの指導を受けることで、一層実践的で美味しい防災食の作り方が学べるのです。
あ!めいじんぐ俱楽部について
あ!めいじんぐ俱楽部は、2010年に明治産業のCSR活動の一環として始まったサークルです。ユーモラスなテーマで活動し、様々な人々が集まる場所を提供しています。これまでに200名以上が参加しており、地域のつながりを深めるきっかけにもなっています。
まとめ
『ストック美食部』の取り組みを通じて、食を介した防災意識の向上が成果を上げています。日常のなかで無理なく続けられる備えを楽しみながら学ぶこの機会は、防災をより身近なものにしてくれるでしょう。私たちがどのように備え、生活を豊かにするかを考える良いきっかけとなることでしょう。