再生可能エネルギーの挑戦
2025-06-20 10:38:20

アール・エス・アセットマネジメントとSustechがAIで再生可能エネルギーの未来を切り開く

新たな挑戦、再生可能エネルギーの最適運用へ



アール・エス・アセットマネジメント株式会社(以下、RSAM)と株式会社Sustech(以下、Sustech)が協力し、最先端のAI電力運用プラットフォーム「ELIC」を用いた再生可能エネルギー設備の運用に関する実証実験を開始しました。この取り組みは、未来のエネルギーシステムを形作る重要なステップとされています。

2社の特徴と強み


アール・エス・アセットマネジメントは、全国で約145ヵ所の発電所を運営し、全体の設備容量は1.5GWに達しています。太陽光発電を中心とした再生可能エネルギー事業を展開し、「安全かつ安定した電力供給への貢献」を目指す企業です。アール・エス・アセットマネジメントの代表取締役、平林裕二氏は、持続可能なエネルギー社会の実現に向けた取り組みを重視しています。

一方、Sustechは、脱炭素化支援を目的とするプラットフォーム「CARBONIX」や分散型電力運用プラットフォーム「ELIC」を提供しています。Sustechは2021年に設立された新興企業で、テクノロジーを駆使したGX(グリーントランスフォーメーション)を目指しており、代表取締役には丹野裕介氏と飯田祐一郎氏がいます。

協業の背景と必要性


今回の協業は、再生可能エネルギーの導入が急速に進む中、FIT制度(固定価格買取制度)から市場連動型のFIP(フィードインプレミアム)への転換が進んでいる現状に根付いています。これに伴い、発電所運営における出力抑制や価格変動リスク、そして系統安定化や脱炭素化のための蓄電池導入の必要性が高まっています。

Sustechの「ELIC」は、これらの課題に対処するため、AIを用いた高度な電力運用が可能です。発電量や市場価格の正確な予測を行い、複数市場を考慮した最適化制御を実現することで、効率的な運用が期待されます。

取り組みの展望


この協業によって、RSAMとSustechはそれぞれの知見と技術を相互に融合し、再生可能エネルギー設備の収益性向上を目指します。両社は、持続可能なエネルギー社会の実現だけでなく、技術革新を通じて新たな価値を生み出すことにも注力します。今後の進展に期待が寄せられています。

まとめ


再生可能エネルギー市場は、既存のビジネスモデルを超えて進化し続けています。アール・エス・アセットマネジメントとSustechの共同実証は、その一環として、未来のエネルギー供給システムの形を描く重要な一歩です。持続可能なエネルギー社会の構築に向けたこの取り組みが、他の企業や業界にも影響を与え、さらなる技術革新を促進することが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社Sustech
住所
東京都港区芝3-1-14芝公園阪神ビル5F
電話番号
03-6722-6301

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