アルコール検知器「ALC-miniⅣ IC」の累計出荷台数が2万2千台を超え
東海電子株式会社が開発・販売するICカード対応のアルコール検知器「ALC-miniⅣ IC」が、累計出荷台数2万2千台を達成しました。この製品は、2017年の発売以来、中小企業から大手企業に至るまで幅広い業種に導入され、職場のアルコールチェック業務の効率化と安全管理の向上に寄与しています。
ALC-miniⅣ ICの出荷状況
「ALC-miniⅣ IC」は、2017年9月に初めて市場に登場し、その後8年間で成長を続けてきました。しかし、2022年末から2023年にかけて発生した半導体不足により、一時的に出荷が滞ることもありました。この影響を受け、2023年の出荷台数は前年比616台減の4,388台に。しかし、全体の出荷台数は2万2千台を突破しており、その実績は評価されています。
ALC-miniⅣ ICの特長
この製品は、IC社員証や悔運転免許証によるID管理が可能で、PCを使用せずにデータを記録紙で保管するという新たなスタイルを提供しています。20万円以下という手頃な価格で、最大50人までの管理ができるため、中小企業や小規模事業所でも導入が進んでいます。
利用状況の変化
2023年12月1日から、全国で約33万の安全運転管理者選任事業所が「ALC-miniⅣ IC」を導入し、日々の業務で利用されています。法律に基づくアルコール検知器の使用義務が定められており、その市場ニーズも高まっています。
保守契約のニーズ
ALC-miniⅣ ICの保守契約については、安定した運用を目的に推奨されており、実際には約46%の企業が保守契約を結んでいます。こうした契約により、故障時などの不安を軽減することができるでしょう。ただし、最近はオンラインでの購入が増え、保守契約を選ばない企業も増加しているようです。
東海電子のECサイトの影響
コロナの影響を受け、2021年11月からは東海電子公式のECサイト「運輸安全SHOP」にてALC-miniⅣ ICを購入できるようになりました。これにより、顧客は営業担当を介さず、スムーズに購入が可能になり、累計で2,000台以上の販売実績を記録しています。これは、経理処理の効率化にも寄与しています。
今後の技術進化
来月には、ALC-miniⅣ ICがマイナンバーカードに対応する予定です。詳細が発表されることを期待されています。また、特設サイトでは製品カタログや動画も公開されているため、導入を検討している企業はぜひチェックしてみてください。
URL:
ALC-miniⅣ IC 特設サイト
お問い合わせ
本件に関する問い合わせは、東海電子株式会社 立川事業所 営業企画部までご連絡ください。
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