第5回がん撲滅サミット開催のお知らせ
2019年11月17日、東京のビッグサイトにて第5回がん撲滅サミットが開催されます。この大会は、創立5周年を記念するものですが、残念ながら本来の大会長であった故・北島政樹氏の急逝により、特別な意味を持つこととなりました。
彼の死は、サミットの開催が危ぶまれる事態を招きました。しかし、すい臓がんを克服した高村僚氏をはじめとするがん患者たちからの「頑張れ!第5回がん撲滅サミット」という激励の声が次第に広がり、実行委員会は開催を決意。ここに、北島氏の追悼と彼の意志を受け継ぐ大会が再び動き出しました。
高村氏は、がん撲滅サミットが日本の医療界に必要な変革をもたらすと信じています。「長年、特定の利益集団によってがん医療が支配されてきた中で、私たちは真の患者本位の医療を取り戻すための戦いを続けなければなりません」と強調しました。彼は、北島氏をはじめとする仲間を支えるために、自らの体験を惜しみなく語り、サミットへの参加を呼びかけています。
北島氏の影響
北島政樹氏は、医療界における患者の権利を強く主張し続けました。彼は「医師は時として天に逆らってでも患者を見捨ててはならない」と言い、その理念は今も多くの医療従事者や患者たちの心に深く根付いています。
大会の提唱者である中見利男氏は「北島先生の言葉は、医療の現場で働く全ての人に響くメッセージです。医師としての職責を果たすために、我々は彼の教えを忘れずに働き続けなければなりません」と語ります。彼が北島氏と交わした言葉は、今でも鮮明に記憶に残っており、その意味を反芻する日々が続いています。
また、野球界のレジェンド王貞治氏との関係も忘れてはなりません。彼の兄が北島氏の患者であったことから、二人は特別な絆で結ばれ、その交流は医療と人間らしさを超えた深いものとなりました。王氏自身も北島氏の理念に共鳴し、医療制度の改革を支持しています。
サミットでの追悼
第5回がん撲滅サミットでは、故・北島政樹氏を永世大会長とし、その名を実行委員会に永続的に留めることとしており、開会式では黙祷も行われます。これまでに多くの方ががんで命を落としており、その方々への追悼の意も込められています。
中見氏は「北島先生の想いを受け継いで、がん医療界の改革に尽力する大会にしたい」と語り、昨年の大会に負けない情熱で取り組む意志を示しています。サミットが、これまでの医療体制に変革をもたらす一助となることを願っています。
最後に
あなたも、故・北島政樹氏の遺志を継ぎ、今後の医療環境の改善に向けて力を貸してください。第5回がん撲滅サミットへの参加は、その一環です。新しい時代のがん医療に向けて一緒に進んでいきましょう。お問合せは、下記の事務局にご連絡ください。
お問い合わせ情報
大会事務局
アライアンス・フォーラム財団
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11 日本橋ライフサイエンスビルディング5階
公式サイト:
がん撲滅サミット