AI技術で知識を引き出す「Qast」の新機能「AIナレッジインタビュー」登場

AIナレッジプラットフォーム「Qast」に新機能

any株式会社が提供するAIナレッジプラットフォーム「Qast」が、2025年8月末に新機能「AIナレッジインタビュー」をリリースすることを発表しました。この新機能は、インタビュアー役のAIアバターと音声で会話することで、自身の知識や経験を自然に言語化できる革新的なツールです。

「AIナレッジインタビュー」の特長

この画期的な機能は、特にITツールに不慣れな方々が直面する知識の形式化の難しさを解消するために設計されています。従来、暗黙知と呼ばれる経験や知識は、個々の中に隠れた形で存在しており、その言語化には苦労が伴います。しかし、Qastの「AIナレッジインタビュー」を利用すれば、質問を自動生成するAIとの会話を通じて、その知識を簡単に引き出すことが可能になります。

進化するナレッジマネジメント

IT技術が進化し、様々なツールが増える中で、これまで暗黙知を持つ人々もその価値を社内で共有しやすくなる時代が訪れました。例えば、大企業において、多くのベテラン社員が秘めているノウハウを後進に伝えることが求められています。「AIナレッジインタビュー」はその課題を解決するために開発されました。特にシニア層や技術職に特化したインタビュー形式で、知識を蓄積し、継承していくことに寄与します。

利用手順はシンプル

「AIナレッジインタビュー」は3つの基本的なステップから成り立っています。

1. Qastアカウントを持つユーザーがテーマを設定する。
2. AIインタビュアーがそのテーマに基づき、ユーザーにインタビューを行う（音声かテキスト）。
3. AIが得た情報を自動的にドキュメント化し、Qastに投稿します。

これにより、企業は知識を資産として蓄積し、必要に応じて参照することができるのです。

さらなる可能性を追求

any株式会社は、この新機能の開発には、ナレッジコンサルタントとしての経験を活かしています。多くの企業が直面する知識の可視化の困難さを理解し、その解決策を模索してきた結果、この革新的な機能が生まれました。また、AIが安定して良質な問いを生成し続けることで、暗黙知の引き出しに寄与することを目指しています。

会社のビジョン

any株式会社は「個の幸福と組織の実利を両立する」を理念に掲げ、ナレッジマネジメントの領域で新たな力を発揮するためにAIナレッジプラットフォーム「Qast」を提供しています。これまでの30年間で解決されていなかった業務課題に対し、最適解を追求し続けています。今後も「Qast」を通じてナレッジマネジメントの新たな可能性を追求し、より良い社会を実現するために尽力していく所存です。