概要
株式会社hacomono(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:蓮田 健一)は、ウェルネス施設向けのAI機能を搭載したカメラソリューション「AIカメラ」の提供を始めました。この新サービスは、ジム運営における“見えない課題”を可視化し、効率的な運営を実現するものです。特に、AIを利用したデータ分析によって、混雑状況やマシン稼働状況をリアルタイムで把握することができ、快適な顧客体験を生み出します。
AIカメラの特長
簡単設置と高い柔軟性
AIカメラは、工事不要で簡単に取り付けることができる点が特長です。ライティングレールへの取り付けが可能で、施設レイアウトの変更にも簡単に対応できます。また、360度の広範囲をカバーすることができ、1台で多くのデータを取得できます。
データドリブン店舗運営
本サービスによって、ジムの混雑状況をリアルタイムで可視化し、来館前に混雑を避けることが可能になります。さらに、利用状況の分析によって稼働率の低いマシンを特定し、効率的な運営をサポートします。将来的には、共連れ自動検知機能や、個人の利用傾向分析も搭載予定で、さらなる運営の効率化が見込まれています。
セキュリティの高さ
AIカメラには、高度なセキュリティ機能も備わっています。TLS暗号化や電子証明書を用いた強固なセキュリティ水準を確保し、映像データはローカルに保存されるため、クラウドへの通信を最小限に抑えられる点も安心です。
hacomonoの強み
hacomonoが持つ強みは、入退館データと会員情報を統合して管理する独自のシステムにあります。AIカメラで取得したデータと、入会履歴や会員属性データを組み合わせることで、個別最適化された運営が可能となります。この一貫したデータ管理により、よりパーソナライズされた体験を提供することができます。
今後の展開
現状、共連れ検知機能は試験提供中で、2025年秋以降には本格的な展開が予定されています。また、今後も継続的な技術開発を進め、AIやデータを活用したスマートな施設運営を推進する予定です。hacomonoはテクノロジーの力を借りて、日本の健康課題を解決し、ウェルネス産業の発展に貢献することを目指しています。
会社概要
i-PRO株式会社 も同様に、この新しいカメラソリューションに関与しており、高性能カメラの提供を行っています。i-PROはパナソニックから独立した企業であり、医療用エッジコンピューティングカメラなど、様々な最先端技術を開発しています。日本国内外で高品質の製品を提供し、お客様のニーズに応えています。
デジタル技術とAIの進化が、ウェルネス業界に新たな風をもたらそうとしています。これにより、利用者にとってより良い運営環境が実現され、ジム運営は大きく変貌を遂げることでしょう。