#シドニー #Coltテクノロジー #ネットワーク拡張

Coltテクノロジーサービス株式会社は、オーストラリア連邦のシドニーにおいて、自社のネットワークを拡大する計画を発表しました。これにより、シドニーの約250の商業ビルと20以上のデータセンターへのアクセスが可能となり、国内およびグローバルな企業に向けたサービスを強化します。

Coltは2018年からシドニーでサービスを提供しており、2022年にはシンガポール証券取引所(SGX)との間で接続遅延の改善に成功しました。この成果については、当時業界最速レベルの87ミリ秒を記録したことが注目されました。しかし、今までローカルアクセルサービスは他の事業者に依存していましたが、今回の拡張により、自社のインフラを用いたエンドツーエンド的なサービス提供が実現することになります。

新しいネットワークの導入は、急増する帯域幅の要求に対応するとともに、オンデマンドサービスやネットワークの柔軟性に対する需要の高まりに応えるためのものです。AIやフィンテック、ビッグデータ関連の企業において、より広帯域幅の必要性が日々増大しているため、Coltの拡張はこれらのニーズに的確に応えることが期待されています。

この拡大により、最大400Gbpsの都市部接続と10Gbpsの国際接続が提供されることになり、3年後の2028年には全世界で300の企業がこのインフラの恩恵を受けられる見込みです。

ColtのChief Operating Officerであるバディー・ベイヤーは、この拡張が特に意味深いものであるとしています。パートナー企業との連携を通じてグローバルなプレゼンスを確立し、自社のアジア戦略を強化することに大きな意義を見出しています。

アジア太平洋地域の社長である水谷安孝も、シドニーへの進出が新たな顧客を開拓するための重要なステップであることを強調しました。彼は、特に金融関連の顧客との独自のソリューション提供を通じて、シドニーと海外の接続を円滑にすることを目指しています。

Coltの新たなサービスは今年の12月1日から販売開始され、2025年の3月から実際のサービス提供が始まります。これにより、更なる顧客獲得とサービスの充実を目指すとともに、シドニーでの存在感を高める戦略を推進していく計画です。Coltは、全世界に広がるデジタルインフラを駆使し、顧客企業の成功を支援することを最優先にしています。彼らは、常に顧客体験を重視し、革新と成長を共同で達成するために努力しています。現在、Coltは40ヶ国以上で事業を展開し、数々の商業ビルやネットワークを接続することで、全体のデジタル環境を向上させる取り組みを行っています。

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