沖縄で実施された食育・歯みがき体験プログラム
2024年11月27日、沖縄県名護市の「さくら教室」で、ライオン株式会社と株式会社ファンケルの協力のもとに「おくちからだプロジェクト」と「食育活動」を融合させた体験プログラムが行われました。このイベントは、沖縄高専との連携によるもので、地域の子どもたちに楽しく食育やオーラルケアの重要性を伝えることを目的としています。
プログラムの背景
ライオンとファンケルは子どもたちの健康を支える活動に長年取り組んでおり、特に「おくちからだプロジェクト」では、全ての子どもたちが健康な口腔環境を持てるよう支援しています。今年6月には、東京都台東区のこども食堂にてファンケルと協力し、食べ物の大切さを体験するプログラムが好評を博しました。
沖縄高専では、地域の子どもたちに適切な食と歯のケアに関する知識を提供したいという思いから、さくら教室でのイベントを企画しました。神谷康弘先生が中心となり、沖縄高専や名桜大学の学生たちがサポート役として参加しました。
食育・オーラルケア体験プログラムの内容
この体験プログラムは、大きく分けて三つのセッションで構成されています。
1. 栄養講座
ファンケルによる栄養講座では、食材の色分け(赤・黄・緑)を用いてバランスの良い食事が健康に与える影響について学びました。一同で発芽米を使った野菜カレーを作り、目の前で楽しみながらその正しい食べ方についても考えました。
2. 清潔・衛生教育
その後、参加者全員で「食べる前に清潔・衛生ケア」と題されたミニ講座を行い、ウェットシートを用いて手洗いや衛生管理の重要性を教わりました。ライオンのキャラクターも登場し、楽しい雰囲気を盛り上げました。
3. オーラルケア講座
最後にオーラルケア講座で、歯の健康を守るためのポイントやデンタルフロスの正しい使い方を学びました。そして、各自オリジナルのハブラシをデコレーションし、家庭でも活用できるようにしました。子どもたちは、驚きと喜びの表情を見せ、積極的に参加しました。
参加者の声
このイベントに参加した沖縄高専の学生たちや地域のサポーターは、子どもたちの明るい反応を見て喜んでいました。神谷先生は「子どもたちが楽しそうに学んでいる姿が印象的でした」と語り、沖縄高専の浅野光咲さんは「オーラルケアに対する前向きな反応が見られたことが嬉しかったです」と振り返ります。
未来に向けた取り組み
ライオン、ファンケル、沖縄高専は今後も協力を続け、より多くの子どもたちに対して健やかな未来を提供するために努力していく予定です。このプログラムのように、食育とオーラルケアを結びつけた取り組みは、地域の子どもたちに大きな影響を与えることでしょう。今後もさらに多くの子どもたちに、この活動を広げていくことが期待されます。
関連情報
このプログラムは、ライオンの「おくちからだプロジェクト」の一環であり、全国で子どもたちへの食と健康の理解を深めるために継続的に行われています。興味がある方は、公式ウェブサイトにて詳細情報をご確認ください。