馬に乗ると旅はもっと楽しくなる
フリーマガジン「馬旅」の最新号、2024秋号が発刊されました。「馬旅」は、乗馬の普及と引退馬のセカンドキャリアを支援することを目的としており、全国の乗馬クラブや観光施設、公共機関などで配布されています。特定非営利活動法人日本乗馬普及協会が制作するこの雑誌は、乗馬の魅力を伝える絶好の機会です。
今号では、さまざまな特集が掲載されています。特に注目したいのは、「全日本学生馬術連盟OB・OGを訪ねて」という関連記事です。ここでは、全国各地で活躍するOB・OGにインタビューし、彼らの乗馬体験や活動について紹介しています。これにより、読者は乗馬がどう生活に彩りを与えるのかを感じることができるでしょう。
また、アメリカで乗馬施設を経営する日本人女性の特集「みどりのThat's録」も興味深い要素の一つ。彼女の視点から見る海外の乗馬文化や経営ノウハウは、日本国内の乗馬界に新たな視点を提供してくれます。異国の地での挑戦や、そこで出会う魅力的な人々のストーリーは、多くの読者にインスピレーションを与えることでしょう。
さらに、最新技術を駆使した厩舎管理が進められている「AIエッジカメラによる厩舎管理へ」という記事も注目です。先進的な技術が乗馬業界に持ち込まれ、どのように効率化されているのか、またこれが引退馬のケアにどのように寄与するのか、その取り組みが詳細に述べられています。
国際的な視点も忘れてはいません。フランスやスペインへの馬旅行特集では、魅力的な旅行先としての乗馬体験が紹介されています。美しい風景の中での乗馬は、ストレスからの解放や心のリフレッシュに最適で、読者は次の旅行計画に思いを馳せるかもしれません。
また、特集として「牧場の仕事ロードマップ」があり、牧場でのキャリアや仕事を研究したい人には必見の内容。乗馬の普及活動を進める日本乗馬普及協会による、具体的な職業紹介が含まれており、将来的にこの分野で働きたい人にとって有意義です。
雑誌の表紙には、イラストレーターおがわじゅりさんによる美しいイラストが印刷されています。このイラストが、読者の目を引き、手に取るきっかけになることでしょう。
「馬旅」は、以下の施設で配布されています(敬称略):
- - JRA馬事公苑
- - 大宅壮一文庫
- - 乗馬倶楽部銀座
- - ノーザンホースパーク
- - ホースファームエルミオーレ
など、全国各地で入手可能です。
最後に、日本乗馬普及協会では、引退競走馬のセカンドキャリア支援にも取り組んでいます。乗用馬へのリトレーニングを通じて、引退馬が新たな役割を持つことができるよう、持続的な支援を行っています。これにより、馬たちが新たな人生を歩む手助けを提供しています。
「馬旅」を通じて、多くの人々が乗馬の魅力に触れ、新しい旅のスタイルを見出してくれることを願っています。是非、手に取ってご覧ください。
詳しくは、日本乗馬普及協会の公式サイト(
https://nihonjoba.org)をチェックしてみてください。