環境に優しい新しい胡蝶蘭ギフト、ecoRanの誕生
2026年3月16日、株式会社LIVENTが運営するフラワーブランド「With The FLOWERS」は、環境に配慮した胡蝶蘭の贈り方を提案する新サービス「ecoRan」をスタートさせます。この取り組みは、贈り物が終わりではなく、再利用へとつながる循環型のギフト文化を目指しています。日本では企業の贈答品として長年人気を誇る胡蝶蘭ですが、鑑賞後の処分が大きな問題となっていました。多くの胡蝶蘭が開花後に廃棄され、その結果として環境に負担をかけていたのです。ecoRanでは、全ての胡蝶蘭に無料回収券を付け、受け手が負担を感じずに享受できる仕組みを取り入れています。
ecoRanの具体的なサービス内容
この「ecoRan」では、LIVENTの配送エリア内で購入した胡蝶蘭に対し、無料回収券が付属します。購入者は贈りたい相手に胡蝶蘭を贈呈し、鑑賞が終了した後にはこの回収券を使って簡単に業者に回収を依頼できます。この仕組みにより、受け手は廃棄に関する煩わしさから解放され、環境に優しい選択をすることができます。回収された胡蝶蘭は再利用され、次のギフトや資材に生まれ変わります。
企業贈答における意識調査の結果
LIVENTは、企業贈答に関する意識調査も行いました。この調査によると、約80%の回答者が相手にかかる負担を意識して贈り物を選ぶと答えています。具体的には、管理や廃棄に関する負担を減らすことが求められており、ecoRanはこの期待に応えています。これは「贈る側」と「受け取る側」が負担を軽減し合う、新たな贈り物のスタイルを生み出すことを意味します。
環境貢献を実感できる証明書
ecoRanを利用した贈り主には、LIVENTが作成した「eco貢献度証明書」も提供されます。この証明書は購入によって削減されるCO₂排出量を示し、環境意識を高めるための効果的なツールとなります。また、具体的に何本の木に相当するかも数値化し、視覚的に環境貢献を実感することができます。このように、企業のESG報告やCSR活動に活用可能なデータも提供されています。
企業への柔軟なサービス対応
法人顧客に対しては、月末締めの請求書発行や一括注文の対応など、柔軟なサービスも展開しています。これにより、経理処理や管理業務の効率化が図られ、企業にとっても利用価値の高いサービスとなっています。
LIVENT代表のビジョン
代表取締役の三上力央氏は、ecoRanについてこう述べています。「従来の贈り物の概念を超える挑戦をしています。現代では、贈り物を選ぶ際に、受け手の手間や負担を考慮することが求められています。私たちは、花卉業界の常識を変え、環境負担にも配慮したギフト文化の実現を目指しています。」
今後の展望と目標
LIVENTは今後、ecoRanサービスの普及に力を入れ、年間約600鉢の回収を目指しています。これにより、930Kg規模のCO₂削減が見込まれており、持続可能な社会の実現へ向けた一歩を踏み出しています。
まとめ
「ecoRan」は、単なるギフトを超えた、持続可能な贈り物の選び方を提案しています。従来の常識を変え、より良い社会を築くための新たな取り組みとして注目されるこのサービスは、企業だけでなく一般消費者にもぜひ広まってほしい施策となるでしょう。
With The FLOWERS公式サイトからも詳細が確認できます。