50歳以降の女性が憧れる新しいライフスタイルとその課題
最近、30~50代の女性を対象に行われた調査により、50歳以降にやりたいことが浮き彫りになりました。特に目立ったのは「捨て活」と呼ばれるものを捨てる行動で、約20.7%がこれを第一に挙げました。このアンケートは、ESSEと名づけられた読者モニターによって集計され、554名がインターネットを通じて参加しました。
1. 50歳以降の「やりたいこと」ランキング
調査結果を見ると、続いて多く選ばれたのが「新しい趣味」と「学び直し」で、それぞれ20.1%と14.8%の支持を得ています。興味深いことに、仕事や学びといった変化を求める姿勢が明確に表れています。一方で、捨て活や人間関係の整理といった「不要なものを減らす」ことにも関心が寄せられており、総じてこれからの人生に対する前向きな姿勢がうかがえます。
2. 専門家による補足意見
調査に合わせて、3人のESSEフレンズエディターもそれぞれ自分たちの意見を語りました。まず整理収納アドバイザーでクリンネストの宮入京子さんは、捨て活を通じて自分にとって本当に大切なことを見定めることが充実した第二の人生につながると述べています。特に、これまでの生活で抑えていたがゆえに眠っていた自分の時間を大切にしたいという意識が強く、50代の新しい趣味に対しても前向きな姿勢です。
次に、整理収納アドバイザーかつ心理カウンセラーの名倉永利子さんは、意外にも「捨て活」が多く選ばれたことに驚きを隠せないと語ります。自分の時間を確保する機会が増える中で、特にお笑いの活動に挑戦したいという野望があるようです。しかし、住み替えなどの大規模な変化には資金面での懸念があるとのこと。
最後に、整理収納アドバイザーで一級建築士のハギヤマジュンコさんも、50歳からの新たな挑戦を楽しむ考えを示しました。特に、働くことを重視し、自らのキャリアを新たにすることで、出会いの幅を広げたいと考えています。しかし、住み替えや移住に対しては同様に不安を感じているようです。
3. 調査を通して見えてきたこと
この調査結果から明らかなのは、50歳以降の女性たちが自らの人生を見つめ直し、不要なものを捨て、新しいことに挑戦する強い意志を持っているという点です。一人旅や新しい趣味への御興味を示す一方で、「お金」と「時間」が大きな障壁となっている現現実の厳しさも浮き彫りになりました。このバランスを考えながら、充実した人生を送るための方法を見出すことが、今後の彼女たちにとってのテーマとなるに違いありません。
4. ESSEフレンズエディターとは
ESSEフレンズエディターは、全国のESSE読者から選ばれた代表チームで、収納や家事のコツ、プチプラグッズに関する知見を提供しています。実際に使用した商品やサービスを基に、読者が共感する情報やアドバイスを発信しているため、どのような視点で商品やサービスが選ばれるのかも興味深いです。
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