陸上無線通信の未来に向けた重要な会議が開催予定

2025年7月4日（金）16時00分から、総務省主催の情報通信審議会がオンラインで開催されます。この会議では、900MHz帯自営用無線システムの高度化に向けた作業班の第9回目の会合が行われ、さまざまな議題が検討されます。

会議の目的

今回の会議では、前回の議事概要の確認に始まり、最新の技術動向が紹介される予定です。特に注目されているのが、802.11ahシステムの技術的条件の変更についての議論です。これは、無線通信の性能向上を目指す重要な取り組みであり、テクノロジーの進化に伴う柔軟な対応が求められています。

議題の詳細

1. 前回の議事概要確認
第8回のメール審議の結果を振り返り、確認作業が行われます。

2. 802.11ahシステムの技術的条件変更
陸上無線通信のスタンダードを見直す機会であり、今後の技術手法に大きく影響することが予想されます。

3. 陸上無線通信委員会報告（案）
各委員が出した意見や提案を基に、委員会からの正式な報告が議論される予定です。

4. その他
最新の技術やニーズに基づく追加議題や新たな提案についても話し合われます。

参加方法

この会議はWeb会議形式で行われ、傍聴希望者は事前に登録が必要です。希望者は、2025年7月3日（木）までにウェブ登録フォームに申し込み、確実に傍聴手続きを行わなければなりません。登録後には、参加方法の詳細が通知されます。

傍聴に関する注意事項

参加する際は、静粛を保つこと、会議の録音や録画を控えること、そして議事運営に従うことが求められています。これらの事項を守れない場合は、退室を求められることがありますので注意が必要です。

総務省の役割

情報通信分野の発展を支える重要な役割を担う総務省は、この会議を通じて、テクノロジーの進化に応じた適切な政策立案と推進を行っています。無線通信における新しい技術やスキームが、今後の社会にどのように影響を与えるかを見つめ直す意味でも、今回の会議は非常に意義深いものとなっています。

これからも陸上無線通信における新たな試みが続き、技術革新が進む中で、ぜひ議論に耳を傾けてください。