燈炬殿オープン
2023-05-17 13:07:51

真宗高田派本山専修寺宝物館燈炬殿のオープンと特別法要の開催

真宗高田派本山専修寺宝物館燈炬殿がオープン



2023年5月21日、真宗高田派本山専修寺に新たに設立された宝物館「燈炬殿(とうこでん)」がオープンしました。この宝物館は「教えにであう宝物館」をテーマに掲げ、専修寺に伝わる貴重な法宝物や歴史的建物を展示しております。親鸞聖人が説いた「阿弥陀如来の本願こそが煩悩の長い夜の闇を破る大いなる燈火(ともしび)である」という教えにちなみ、名付けられました。

新たな体験 "VRシアター"



宝物館の中でも特に注目を集めるのが、VRシアターです。ここでは、専修寺が守ってきた伝統的な仏教文化や思想を360度の映像体験を通じて、来館者に届けます。専修寺の法宝物の展示に加え、VR仮想浄土コンテンツ「OJODO」や国宝両堂の3D映像コンテンツ「SENJUJI360」が設置されています。これにより、来館者は最新の映像技術を駆使した新しい形で、仏教の魅力を体感できるのです。

特別法要と無料公開



燈炬殿のオープンを記念して、5月21日から28日の間、特別法要が行われ、入館は無料です。この期間中は、当日入館時間指定整理券が配布されるため、早めの来館をお勧めします。また、開館時間は午前9時から午後5時までです。

6月3日からは予約優先での通常営業が再開され、インターネットまたは電話による予約が可能です。定員は40名で、30分ごとの入館が設定されています。観覧料は一般1,000円、中高生500円、小学生以下は無料とのことです。

第1回企画展の開催



さらに、燈炬殿では第1回企画展「知られざる専修寺の至宝~親鸞聖人の門弟がつないだ高田派800年~」が行われます。この展示では、親鸞聖人に縁のある法宝物や、聖人を導いた聖徳太子、高僧たちに関わる品々が多く公開され、これまで目にすることがなかった宝物を間近で観覧できる貴重な機会です。展示は前期が5月21日から28日まで、後期が6月3日から7月2日までとなっています。

VR体験の詳細



VRシアターでは、縦4メートル×横6メートルの六角形の空間で2種類の体感型映像コンテンツが上映されます。「OJODO」は、目の前に広がるバーチャル極楽浄土の映像を体験できるもので、圧倒的な没入感を提供します。また「SENJUJI360」は、専修寺の建築美や彫刻を3Dで楽しむことができ、その美しさに感動すべきです。

デジタル体験も充実



また、デジタル復元された国宝彫刻群を利用したデジタルブックも公開され、パソコンやスマホを通じて自宅に居ながら注目すべき法宝物を楽しむことができます。さらに、専修寺とキヤノンによるVRゴーグルを使ったバーチャル散歩も製作され、場所を問わず仏教文化を体感可能です。

総括



真宗高田派本山専修寺宝物館燈炬殿は、現代技術を駆使しながらも、伝統的な仏教の教えを新しい形で体験できる施設です。特別法要期間中の無料公開と合わせて、多くの人々にその魅力を伝えることを目的としています。この機会に、仏教の深奥に触れてみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
真宗高田派本山 専修寺
住所
津市一身田町2819
電話番号
059-232-4171

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