新しい舗装技術
2025-02-20 11:49:05

未来を見据えた建設業界新技術「レオタンS」の登場

舗装技術の革新 - レオタンSのご紹介



日本体育施設株式会社(東京都中野区、代表取締役社長:越後幸太郎)が開発した環境対応型ポリウレタン系表層材料「レオタンS」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されたことが発表されました。この技術は、公園や陸上競技場のトラック走路など、多様なスポーツ施設に安心して導入できる材料です。

環境への配慮と作業者の安全



「レオタンS」が特に注目されているのは、従来のウレタン材に含まれていた特定化学物質MOCAを取り除いた点です。この化学物質は作業者の健康にリスクをもたらすものであり、近年、膀胱がんとの関連性が指摘されていました。そのため、厚生労働省はMOCAの取り扱いに厳しい規制を設け、作業者の健康を守るための措置を求めています。このような背景から「レオタンS」の開発が進められました。

日本体育施設は、製造・施工における作業者の健康を第一に考え、安全且つ持続可能な環境を提供することを目指しました。この新しい資料は、MOCAやもう一つの特定化学物質TDIを含まないため、現場での注意事項の掲示が不要となり、作業環境の安全性が一層高まります。

施工事例 - 使用の多様性



レオタンSは、公園の園路や陸上競技場のトラック走路、さらにはジョギング走路に至るまで、その適用範囲は広がっています。また、従来の舗装材に匹敵する耐久性や耐摩耗性を実現しているため、自治体や企業からのニーズも高まっています。実際、レオタンSを使用した施工第一号は、札幌市の円山競技場でのジョギング走路として利用されています。

建設業界への影響



現在、建設業界は人手不足が深刻です。作業者の安全を確保するための革新的な技術は、新たな人材の誘致にも寄与すると期待されています。安全な作業環境を提供することで、これからの建設業界がさらに発展していくことが望まれます。

これからの展望



「レオタンS」の普及を図ることは、全国の公園やスポーツ関連施設にとって新たな標準の確立につながるでしょう。安全性と持続可能性を兼ね備えたこの技術は、今後ますます重視されるべきです。日本体育施設は、自社の公式ウェブサイトを通じて施工事例や新技術の情報を発信し続け、建設業界の変革に貢献していく予定です。

日本体育施設株式会社は、1971年の創業以来、国内外のスポーツ施設の建設と管理を手掛け、これからもスポーツと技術の融合を目指して活動を続けていきます。このような取り組みを通じて、心身ともに健康で豊かな社会の実現を目指しています。新しい技術の登場によって、未来の建設業界がどのように育っていくのか、今からその発展が楽しみでなりません。


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会社情報

会社名
日本体育施設株式会社
住所
東京都中野区東中野3-20-10
電話番号
03-5337-2611

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