保育園で受ける本格的なダンスレッスンの魅力とは

近年、ダンスは義務教育において必修科目となり、オリンピック種目にも採用されるなどその人気は急上昇しています。そんな中、愛知県大府市にあるなごころ保育園と特定非営利活動法人TRILLが連携し、保育園内での本格的なダンスレッスンを開始しました。この新しい取り組みの背景や特徴を探ります。

ダンスレッスンが必要な理由

近年、多くのパパやママから、「子どもにダンスを習わせたい」という声が届いていますが、仕事の都合でレッスンに間に合わないという悩みも多いのが実情です。このようなニーズに応えるために、なごころ保育園では『保育園にいながらダンスレッスンを受けられる』という画期的なプランを導入しました。

出張レッスンの概要

このダンスクラスは月曜日の午後3時30分から午後4時15分まで、年中児以上の子どもたちを対象に行われます。場所は、誰もが馴染みのあるなごころ保育園の遊戯室です。月謝は5,400円（税込）で、参加するには前月の20日までに申し込みが必要です。特に嬉しいのは、保護者が子どもを送り迎えする手間を省けることで、ダンスを楽しむ環境が整っている点です。

経験豊富な講師陣

なごころ保育園およびTRILLでは、安心・安全を提供するため、常に2名の講師体制でレッスンを実施しています。いずれの講師も、名古屋で活躍中のプロダンサーであり、かつ教育の専門知識を持つ教員免許を持った先生です。このダンスクラスでは、専門家のもとで、子どもたちの身体能力や表現力を引き出すレッスンが行われます。

クラス構成と子どもたちへの配慮

今まで幼児のダンス教育は大人の視点が強く、子どもが楽しむことが少なかったかもしれません。しかし、TRILLのダンスクラスでは、子どもたちの発達に合わせた年齢別のクラス編成や、情緒面でのサポートにも力を入れています。レッスンではコーディネーショントレーニングも取り入れ、技術面の向上だけでなく、運動能力や言語能力の発達も支援します。

地域とのつながり

TRILLが提供するこのダンスクラスは、単なる習い事以上の意味を持っています。地域に根差した活動の一環として、知識や技術がそのまま地域貢献につながるというスピリッツが感じられます。プロダンサーと地域との距離を縮めることで、子どもたちにとって、多様な経験と人とのつながりを持ち、自らの表現力を豊かにしていくことが可能になるのです。