名古屋名物「台湾ラーメン」が渋谷に進出
名古屋の顔ともいえる「台湾ラーメン」の名店、矢場味仙が2025年10月3日(金)、東京・渋谷・道玄坂に初めての旗艦店『矢場味仙TOKYO』をオープンします。この店舗は、都内屈指の集客エリアである渋谷に位置し、国内外から訪れる多くの人々に日本の「旨辛文化」を体験してもらうことを目的としています。
矢場味仙の誕生と進化
矢場味仙のルーツは戦後、神戸から名古屋に定住した郭宗仁・汪蘭夫婦によるものです。彼らが開いた中華料理店「万福」を皮切りに、1962年には長男の明優が名古屋・今池に「味仙」を開業しました。その特徴的な料理は、台湾の名物である担仔麺を踏襲しながらも辛さをアップさせて提供した台湾ラーメンです。粗い鷹の爪が豪快に盛りつけられたその姿は、視覚的にも食欲をそそります。
名古屋の「旨辛文化」を東京へ
1981年に長女の黎華が開業した下坪店は年々成長を遂げ、1999年には矢場町に「矢場味仙」として名古屋の中心部に根を下ろしました。名古屋の人々から長年親しまれてきたこの店の魅力は、台湾ミンチとスープの煮込みにより生まれる深い味わい。恵那産の「あじめこしょう」を使った刺激的な辛さが、辛いもの好きにはたまらない一品となっています。
ところで、今後の「矢場味仙TOKYO」では、都市型店舗の雰囲気を取り入れて、多様な東京限定メニューの開発を進める予定です。特に「ここでしか食べられない一皿」をテーマにした一品には、期待がかかります。矢場味仙の真髄である「旨辛文化」は、渋谷からさらに広がることでしょう。
記者試食会とオープン日の概要
オープンを記念して、メディア向けの試食会が9月24日と25日に開催されます。これは、TVや雑誌、オンラインメディアなどの取材を歓迎するイベントです。グランドオープンは10月3日11時に予定されており、オープン日には一部撮影が許可されています。
取材や撮影に関しては、早矢仕朋英代表取締役を通じて事前に連絡を取ると良いでしょう。オープン後は、よりスムーズなオペレーションを目指しており、メディア向けの特別メニューも用意されるWindowsがあり、全てのお客様に喜んでいただけるサービスを行っています。
今後の期待と展望
名古屋本店の雰囲気そのままに、渋谷で新たな挑戦をする「矢場味仙」。その目的は「旨辛文化」をさらに広めることです。多様な世代や国籍の人々に愛される「台湾ラーメン」が、渋谷から全国にその味と文化を発信していくことでしょう。新たな店舗にかける期待感は高まる一方です。ぜひオープンを楽しみにしていてください。