JR山手線での新しい処方せん薬受け取りサービスとは
2026年1月15日から、JR東日本スマートロジスティクスとおかぴファーマシーの新たな連携により、JR山手線の29駅で処方せん薬が手軽に受け取れるサービスがスタートします。この取り組みは、患者に対して便宜を図り、より快適な医療サービスを提供することを目的としています。
利便性を追求した背景
おかぴファーマシーが展開する処方せん薬宅配サービス「とどくすり®」では、従来、自宅での受け取りが可能ながらも、特にポストに入らないサイズの薬については不便がありました。また、受診日の翌々日以降になることも多く、患者のニーズに応じた即日受け取りに対応できないことが課題でした。加えて、自宅受け取りに関してプライバシー保護を重視する声も多く、多くの患者は家族に服薬を知られたくないという意向を持っています。
JR東日本スマートロジスティクスは、駅を利用した物流拠点の確立により、日常生活の質を向上させるため、多機能ロッカー「マルチエキューブ」の導入を進めています。このロッカーを利用することで、患者は受け取り場所を今までよりも幅広く選択する機会を持てるようになります。具体的には、複数の駅で医療機関・薬局からの処方せん薬を受け取れるようになり、患者にとって非常に便利なサービスとなります。
サービスの流れと利用方法
この新しい受け取りサービスのフローは簡単です。まずは、全国の医療機関で患者が受診し、次に「とどくすり®」によるオンライン服薬指導を受けます。その後、処方せん薬の受け取り方法を「マルチエキューブ」に設定し、スタッフが希望日の18時までにロッカーに薬を格納します。患者は翌日10時までの任意の時間に、駅にあるロッカーで受け取ることができます。特に、当日受け取りを希望する場合は、正午12時までに「ロッカー受け取り」の申し込みをする必要があります。
今後の展望
JR東日本スマートロジスティクスとおかぴファーマシーは、今後も「とどくすり®」をさらに多くの駅やロッカーにてご利用いただけるように拡大を目指します。これにより、患者が処方せん薬を受け取る際の選択肢が増えるだけでなく、より円滑なサービスの実施へつなげていく考えです。
「とどくすり®」とは
「とどくすり®」は、Webサイトを通じて調剤や配達に必要な情報を薬局に送信することで、オンラインでの服薬指導を実施します。このサービスは、送料やサービス料が無料で、自宅に処方せん薬を届ける便利さが魅力です。特に、人目が気になる方や、薬局に出向く時間がない方にとっても非常に有用なサービスです。さらに、サービスの提供開始以来、より多くの患者に利用されるようになっています。
多機能ロッカー「マルチエキューブ」
「マルチエキューブ」は、予約、預入、受取、発送などの機能を搭載したロッカーで、お客様の利便性を考えた設計がなされています。2026年度中に全国約1,000台が設置される予定で、利用者のニーズに応じて柔軟に対応していく姿勢です。
このような取り組みが進むことで、今後の医療サービスはどのように変化していくのか、期待が高まります。患者にとって利便性の高い「とどくすり®」のさらなる進展に注目していきたいところです。
この新しいサービスの詳細については、「とどくすり®」公式サイト(https://todokusuri.com/)をご覧ください。