2025年照葉初開催での敗北
2025年1月24日、強豪福島ファイヤーボンズとの対戦が照葉で初めて行われましたが、ライジングゼファーフクオカは70対85で敗北を喫しました。試合の舞台は新たにリニューアルされた照葉で、ホームチームとして臨みましたが、試合の流れは福島に握られてしまいました。
試合の流れ
試合は、まず福島が勢いよく序盤から連続3ポイントシュートを成功させ、リードを奪いました。福岡は#0會田選手から#1中村選手にスターターをスライドさせ、必死の反撃を試みますが、福島のダイナミックな攻撃に押し込まれながらも、スミスやバーレル選手の活躍で少しずつ点差を縮めます。しかし、前半終了時点で17点のビハインドを背負うことになりました。
第3クォーターでは、福岡が勢いを取り戻し、スミス選手が自らのインサイドプレーで得点を重ね、途中6点差にまで詰め寄ります。しかし、福島は冷静に3ポイントシュートを決め続け、福岡の希望を断ち切る形となりました。
指揮官と選手の抱負
試合後、浜口炎ヘッドコーチは「前半の入りでのリズムが作れず、福島に有利な状況を与えてしまった」と反省しつつ、福岡の攻撃力を生かせなかった点を挙げました。特に外からのシュートが全く決まらなかったことや、自由投球(フリースロー)の獲得にも失敗したことが影響していると指摘しました。
対する選手たちも、自分たちのパフォーマンスに不満を口にし、特にアイラ・ブラウン選手は「準備不足が目立った」と強調しました。スロースタートとなった試合の入り方や、全体のチームプレーが確立できていなかったことが敗因だと分析しています。
敗北から学ぶこと
仮にリバウンド数では上回っても、点を取れなければ勝てないという基本的な真理がこの試合でも実証されました。福岡は今後の試合に向けて、より効率的な攻撃を施策する必要があると感じています。フリースローを重視しつつ、内外バランスの取れた攻撃戦略を展開することが、この厳しい結果を挽回するカギとなるでしょう。
次戦に向けて
来る試合では、選手たち全員が戦術を理解し、緊張感を持って臨むことが求められます。勝利を掴むためには、選手個々の努力だけでなく、チーム全体の結束力が必要です。これからの福岡に注目です。