不適切な関係をテーマにした衝撃のドラマが登場
BS放送サービス「BS10 スターチャンネル」で、ビル・クリントン元大統領の不倫騒動を描いたドラマ『アメリカン・クライム・ストーリー/弾劾裁判』の独占日本初放送が決定しました。初回放送は9月9日(月)夜11時から。全10話で構成され、この衝撃的な実話に多くの視聴者が注目することが期待されています。
このシリーズは、過去に実際の犯罪を描いて世間を驚かせた『アメリカン・クライム・ストーリー』の第3弾です。ビル・クリントン大統領とホワイトハウスのインターン、モニカ・ルインスキーとの不倫騒動を、複数の女性の視点から描くことで、当時の権力の強大さが浮き彫りにされています。ルインスキー役を演じるのは『ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー』で注目を集めたビーニー・フェルドスタイン。彼女の圧倒的な存在感が期待されています。
新たな視点からのストーリー
この作品は、多角的な視点から事件の真実を掘り下げることが大きな魅力です。モニカ・ルインスキー自身がプロデューサーに参加し、事件に関与した女性たちの物語を描くことの重要性を強調しています。ルインスキーは、彼女の視点で物語が再現されることに強い興味を持ち、制作に関与することで自身の経験を作品に反映させました。彼女は「20年間、自分がニュースにされなかったからといって、あの話が終わったわけではない」と振り返ります。
ドラマは、1998年に起きた不倫騒動を中心に描かれ、クリントン前大統領が「不適切な関係」を認めた瞬間から始まります。この言葉は当時の日本でも広まり、社会的な影響を与えました。ドラマは、政治家の権力とマスコミの関与、さらには一般市民に及ぼす影響を描くことで、観る者に新たな視点を提供します。
豪華キャストとスタッフ
このドラマのキャスティングも大きな注目ポイントです。サラ・ポールソンは不倫騒動の発覚に関わった政府職員トリップを演じ、自身の役作りのために徹底的なリサーチを行ったと報じられています。また、ポーラ・ジョーンズ役には実力派のアナリー・アッシュフォード、クリントン大統領役にはクライヴ・オーウェンが扮し、彼らの演技も期待されています。
本作は脚本においても高く評価されています。ジェフリー・トゥービンのベストセラー書『A Vast Conspiracy』を基にした脚本が、多角的視点から事件を詳細に描いているため、2022年のプライムタイム・エミー賞にノミネートされました。これは、政治における権力の不均衡をテーマにした初のドラマであり、多くの視聴者に感銘を与えることでしょう。
そして、本作は放送開始に合わせて、公式サイトではキーアートと場面写真が解禁され、視聴者の期待を高めています。ルインスキーが毅然と立つ姿や、クリントン大統領と彼女の親密な様子が映し出されたカットは、ドラマの緊迫感を引き立てます。
まとめ
「アメリカン・クライム・ストーリー/弾劾裁判」は、ビル・クリントン大統領の不倫騒動を新たな視点から描いた衝撃のドラマです。複雑な人間関係や政治的権力の光と影を浮き彫りにし、全ての視聴者に忘れがたい記憶を残すこと間違いなしです。ぜひ、放送をお見逃しなく!
公式ページ:
アメリカン・クライム・ストーリー