岡山大学がインドネシアに新たな国際同窓会支部を設立し交流強化を目指す

岡山大学が新しいステージへ

2025年7月9日、国立大学法人岡山大学は、インドネシア・ハサヌディン大学で国際同窓会の56番目の支部となる「スラウェシ支部」の設立大会を迎えました。この新しい支部は、岡山大学に在籍した元留学生たちの交流をさらに促進することを目的としています。

設立大会の概要

設立大会には、岡山大学の那須保友学長と鈴木孝義副学長が出席し、約30名の元留学生とODAPUSプログラムに参加した学生たちが集まりました。パーティーは友情と懐かしさに包まれ、皆が岡山での思い出に浸りました。

参加者たちは、インドネシア元留学生協会スラウェシ支部のルディ・ジャマルディン氏からの祝辞に耳を傾け、さらなる交流の発展へ期待を寄せました。40年前に岡山大学で学んだシャリフディン氏も当時の写真を使って留学体験を語り、懐かしい時の流れを感じさせました。

学長のメッセージ

那須学長は、学生交流が持つ意義について、これまでの尽力に感謝しつつ、今後も交流を続けていく意欲を示しました。続く鈴木副学長による現在の岡山大学の紹介も、留学生たちにとっては嬉しい機会となりました。彼らは、当時の経験を振り返りながら、再び母校の様子に触れる貴重な瞬間を味わいました。

今後の展望

岡山大学は、このスラウェシ支部を通じて、同窓生の交流を深めることに努め、また強固なネットワークを活かして優秀な留学生の獲得にも力を注いでいく方針です。今後の活動を通じて、国際的な教育の重要性を再確認し、交流を一層推進していきます。この動きは、岡山大学が地方における国際的な教育機関としての立場をさらに確固たるものにするでしょう。

岡山大学はこれからも留学生との親密なつながりを保ち続け、新しい世代の学生たちに国際的な視野を広げていく機会を提供し続けることを目指しています。将来的には、世界各国に設立された支部をさらに拡大し、母校との絆や交流を深めていくことで、国際的な存在感を高めていくでしょう。