近畿大学経営学部生と清原株式会社の共同プロジェクトが実を結び、マインドフルネスをテーマにした手芸キット「針と糸でこころととのうクロスステッチ(全6柄)」が誕生しました。この手芸キットは、心理的効果を追求する研究の一環として開発され、2026年10月1日より販売が開始されます。
共同研究の背景
今回のプロジェクトは、近畿大学経営学部キャリア・マネジメント学科の杉浦仁美准教授のゼミに所属する学生たちが中心となって進められました。ゼミでは、環境が人の心理に与える影響をテーマに、集団と社会の心理学に関する研究が行われています。
清原株式会社からの依頼で、手芸がもたらす「生き生きする」「若返る」といった効果の実証が行われました。これを受けて、日常的に手芸に従事する30代から80代の女性約80名が参加し、手作りキットを5ヶ月間使用した結果、リラックス感が高まることやポジティブな感情の維持が観察されました。
さらに、インタビュー結果からは、手芸に集中することで感じる「マインドフルネス」の効果も垣間見られました。これらの成果をもとに、新しい手芸キットが開発されました。
新しい手芸キットの特長
「針と糸でこころととのうクロスステッチ」は、あらかじめ図案が印刷された生地を使用。これにより、準備の手間を省くことができ、手芸活動に集中できる環境が整えられています。このキットは、「itonowa」ブランドからのアイテムとして、制作に対するストレスを軽減し、楽しく取り組める素材として設計されています。
ワークショップの開催
さらに、2026年10月7日には、一般参加者を対象としたワークショップが開催される予定です。このイベントでは、心理学に基づいた手芸と心の健康についてのミニ講義と、実際にキットを使って体験できるクロスステッチのセッションが行われます。参加者は、手芸を通じて心を整え、ストレスの軽減を図ることが期待されます。
商品情報
- - 商品名: 手芸キット「針と糸でこころととのうクロスステッチ(全6柄)」
- - 販売開始日: 2026年10月1日
- - 価格: 2,200円(税込)
- - 販売サイト: 清原株式会社運営ECサイト「vo mar jeu」こちらから
参加者の声
学生たちもこの取り組みに参加し、経営学部の徳永知咲さんは「デジタル社会の中で何かに集中する時間がとても価値あるものだと感じています」と述べ、参加者に対するサポートを約束しました。ストレスの多い現代において、手芸を通じた心のリラックスは、多くの人々にとって重要な意味を持つことでしょう。
この取り組みを通じて、手芸ファンだけでなく、新しい活動を通じて心の健康を整えたいと考える方々にも手芸の魅力を伝えることが期待されています。手芸やクラフトの新たな可能性を広げるこのプロジェクトから目が離せません。