JALがWOVN.ioを導入し、11言語での情報発信を始めました
日本航空株式会社(JAL)は、Wovn Technologies株式会社のWebサイト多言語化ソリューション『WOVN.io』を新たに導入し、これにより海外地区サイトでも11言語による情報提供を開始しました。この施策は、国内外の多様な顧客に向けた利便性の向上を目的としています。
JALの海外地区サイトについて
日本航空は、世界各国の航空路線を運営しており、多くの国のお客様にサービスを提供しています。そのため、海外に居住するお客様向けの情報が、母国語で迅速に確認できることが求められていました。こうしたニーズに応えるため、JALは以前から多言語での情報発信を模索していましたが、特に空港や乗り継ぎ情報においてタイムリーな案内が重要視されていました。
WOVN.ioの導入理由
JALがWOVN.ioの導入を決定した理由は以下の三点です:
1.
お客様の利便性向上: WOVN.ioは、ブラウザの設定言語を自動的に読み取り、その言語へページを切り替える機能を持っています。これにより、利用者は手動で言語を変更する必要がなく、よりスムーズに情報へアクセスできます。
2.
タイムリーな情報提供の実現: WOVN.ioの特許技術である「変更箇所の自動検知・自動翻訳」により、情報が更新された際には即座に翻訳され、サイトに反映される仕組みです。これによって、顧客が必要とする情報を迅速に取得できるようになります。
3.
豊富な導入実績の活用: JALはすでに他の自社サイト及びグループ企業においてもWOVN.ioを活用しています。また、WOVNは18,000サイト以上への導入実績を持ち、導入時には専任のサポート担当者が付くため、安心して利用開始できる点も決め手の一つとなりました。
導入された11言語とは
WOVN.ioが対応している言語は、簡体字、繁体字、韓国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語の11言語です。これにより、全世界のお客様が母国語で情報を確認できる環境が整備されました。
今後の展望
今後JALは、さらなる多言語対応を進めていく方針です。お客様に対して伝わりやすい情報提供を持続的に行い、ニーズに応じた対応範囲の拡大を検討しています。これにより、より良いサービスを世界中の顧客に提供できるよう努めていきます。
WOVN.ioについて
WOVN.ioは、「すべての人が母国語でデータにアクセスできる」ことを目指し、最大45言語、79のロケールに対応する多言語化ソリューションを提供しています。多くの企業に導入されているこのサービスは、既存のWebサイトに簡単に組み込むことができ、多言語化に必要なコストや人的リソースの圧縮、導入期間の短縮を実現します。