バリアフリービーチイベントについて
2024年8月27日、山形県鶴岡市のマリンパークねずがせきで「バリアフリービーチイベントinマリンパークねずがせきVOL2」が行われました。このイベントは、障がい者と健常者が共に海を楽しむことを目的とし、多くの参加者が集まりました。
イベントの趣旨
このイベントは、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として、次世代に美しい海を引き継ぐため、海を通じて人々のつながりを促進することを目指しています。共生社会の実現に向け、誰もが楽しめる海の遊びを提供することが重要です。
開催概要
- - 開催日:2024年8月27日(火)
- - 場所:山形県鶴岡市鼠ヶ関マリンパークねずがせき
- - 参加人数:総勢67名
- 障がい施設利用者:31名
- 家族:9名
- 施設職員等:11名
- 一般海水浴客:3名(1家族)
- 運営スタッフ:13名
- NPO法人ぽけっとぴーすの森
- (社福)さくらんぼ共生会
- NPO法人らっふる
活動内容
参加者は、海でのアクティビティを楽しむために、まずライフジャケットの装着指導を受けました。多くの参加者は、施設職員や家族の協力を得て、それぞれの思いを込めて準備運動に励みました。そして、いよいよ海へと向かいます。
マリンアクティビティの様子
海に入る前は不安な表情だった参加者も、ビッグサップに乗ることで次第に楽しそうな笑顔に変わり、喜びの声が聞こえてきました。ビーチスターと呼ばれる水陸両用車いすを利用し、参加者は車いすのままで海に入ることができる体験も。様々なアクティビティが用意され、参加者は満喫しました。
さらに、参加したお子さんや保護者の感想がとても印象的です。障がいのある女性は「最初は不安だったけど、楽しかった!最高でした、ありがとう」と語り、家族からは「息子が初めて海を感じている姿に感動した」という声が寄せられました。職員も、「普段はできない体験で、多くの学びがありました」と感謝の気持ちを伝えていました。
団体概要
このイベントを主催したのは、一般社団法人ドリームやまがた里山プロジェクトです。彼らの目的は、会員団体が協力し合うことで地域の活性化を図り、社会貢献活動を進めることです。また、脱炭素社会を目指す活動にも取り組んでいます。
日本財団「海と日本プロジェクト」について
このプロジェクトは、海の大切さを理解し、環境問題に意識を持つことを促進することを目的としたもので、日本全国の人々が参加できるような取り組みが行われています。
今回のバリアフリービーチイベントは、参加者一人ひとりに素晴らしい体験を提供し、共生の大切さを再認識させる機会となりました。そして、その笑顔はこれからも続いていくことでしょう。