株式会社マルチブックの新機能—AIチャット機能が2026年に登場
グローバルAI ERPの「multibook」を手掛ける株式会社マルチブックが、2026年10月に新たな機能として「AIチャット機能」の提供を予定しています。この機能は、経営者が従来の複雑な画面操作を行わずに、会計情報や経営状況を対話形式でスムーズに確認できるものです。さらに、マルチブックがこれまでに展開してきたAI-OCRによる契約書自動読取機能やAIリース判定機能に続く新たなAI活用機能となります。
開発の背景と目的
マルチブックは、より効率的で使いやすい経営サポートを目指し、AI技術を積極的に活用しています。従来、経営者は経営データを確認する際、画面の操作を習得する必要があり、時には経理部門に確認の依頼をする手間がかかっていました。しかし、AIチャット機能の導入により、こうした運用上の負担が軽減されることが期待されています。特に、経営者が必要なデータを迅速に引き出すことができる点が魅力です。
機能の詳細
AIチャット機能は、マルチブックを利用中の任意の画面から簡単に呼び出すことができます。ユーザーは、例えば「今月のPLを分析して」や「外注加工費の推移を見たい」といったリクエストをAIに対して行うだけで、必要なデータを収集し表示してくれます。結果は表形式での表示にも対応しており、財務諸表などの各種帳票も簡単に確認可能です。また、過去のやりとりを「スキル」として登録できるため、次回以降の確認作業もスムーズに行えます。
使いやすさへの配慮
このAIチャット機能は、一般的な対話型AIと同じ感覚で利用できるため、特別な操作方法を習得する必要はありません。また、利用者は日本語と英語の切り替えも柔軟に行え、業務に応じて言葉を選ぶことができます。さらに、マルチブック上の実データを基にした回答を提供するため、信頼性の高い情報確認が可能です。
今後の拡張計画
マルチブックでは、今後もAIチャット機能のさらなる拡充を予定しています。請求書を添付するだけで自動的に仕訳を起票する機能や、伝票の登録・編集をAIチャットで完結できるシステムを開発中です。これにより、経営者や担当者の業務効率が一層向上することが期待されています。また、各国の会計・税務要件に基づくチェック機能も視野に入れ、幅広いニーズに対応できるよう進化させていく方針です。
multibookとは?
「multibook」は、グローバル企業向けのAI ERPとして、12言語と多通貨に対応し、海外拠点を含む経営管理を支援します。新リース会計基準にも対応しており、業種を問わず多くの企業に役立つ機能を提供しています。
最新のAIチャット機能は、経営をより効率的にサポートする重要なステップとなるでしょう。企業が成長するために必要なデータを即座に引き出せるこの機能が、どのように業界に影響を与えるのか、非常に楽しみです。