自分らしさを取り戻すハンドケア
最近、介護や闘病生活を送る方々の心を軽くする新たな取り組みが北海道で注目を浴びています。それが、\`ソシオリラクゼーション\`と呼ばれる活動です。この活動は、15分ほどのハンドケアやヘッドケアを通じて、利用者との対話を大切にし、彼らが自分らしくいられる時間を提供するものです。
ソシオリラクゼーションとは?
\`ソシオリラクゼーション\`は、フランス発祥の\`ソシオエステティック\`という考え方に基づいています。これは、ケアを受ける方の心を大切にすることを主眼に置いたもので、CODES-JAPON認定の資格を持つ専門家が行っています。
このケアにおいては、ただ施術をするだけでなく、利用者の話に耳を傾け、その言葉からその人の素敵な面を引き出すことを大切にしています。このアプローチが、心のケアとしての役割を果たしつつあるのです。
366名への届き方
2025年4月に始まったこの活動は、2026年6月までに札幌市、美幌町、網走市などを含む地域へ56回の訪問を行い、延べ366名にハンドケアを届けてきました。地域の高齢者や障がい者、さらには家族や保育施設など、幅広い対象に対して愛を届けています。
私たちは、年齢や状況に関係なく、ひと時でも心が解放され、安心して過ごせる場を提供することに価値を見出しています。
代表の想い
この活動の背後には、代表の中園めぐみさんが自身が21歳で卵巣がんを闘病した経験があります。彼女は、その治療過程で「病気を治すこと」と同じくらいに大切なこと、それは「自分らしく笑える時間」だと気づいたと言います。この思いが、\`ソシオリラクゼーション\`の原点です。治療を受けることは大切ですが、その傍らで自分自身を思い出せる時間が人の心を支えるという考え方を、彼女は強く信じています。
第三者の存在の力
継続的に訪問している施設からは、\`家族や職員以外の第三者との関わりが、利用者の社会的自信を育む\`という声が寄せられています。このような関わりを通じ、利用者は安心して自分の気持ちを受け入れてもらえる環境を得ているのです。
この積み重ねが、心の安心感や自己肯定感へとつながることを私たちは信じています。
支える人々へのケアも
また、ハンドケアは利用者だけでなく、介護を担う家族や福祉のスタッフ、教育関係者など、周囲の人々へも大切な時間を提供しています。彼らへのケアも大事であるという認識から、支える人にも心のリフレッシュを促す声かけや施術を行っています。
\`久しぶりに深呼吸することができた。\`
\`話を聞いてもらえて気持ちが軽くなった。\`
これらの声が支えとなり、私たちはますます活動を広げています。
今後の展望
\`ソシオリラクゼーション\`は医療機関や難病者への訪問ケアの強化を計画中です。触れることや対話を通じて、より多くの方へ心と体のケアを届けたいと考えています。
年齢や病気にとらわれず、誰もが安心できる社会を目指して、これからも北海道を中心に活動を続けてまいります。
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