アカリクが提供する新たなキャリア支援「博士のキャリア設計図」
2025年7月18日、株式会社アカリクは新しいnote連載「博士のキャリア設計図〜ポスドクからの転職体験ストーリー」を開始しました。この企画は、大学院生やポスドクが抱えるキャリアの不安を解消し、アカデミアから民間企業へのスムーズな転職をサポートすることを目的としています。
ポスドクと呼ばれる現職の研究者たちが、アカデミアを離れ民間企業へとステップアップする際には多くの挑戦が待ち受けています。ポスドクは、任期付きの研究職であり、将来に対する不安を抱えやすい立場にあります。「研究以外の進路が見えない」「自分の専門性が民間でどのように役立つのか」といった悩みはよく聞かれ、これがキャリアチェンジをためらわせる要因となっているのです。
このような背景を受けてアカリクは、自信を持ってキャリアを選択できるように、具体的な事例を通じた情報提供に乗り出しました。
リアルな体験談を通じて道しるべを示す
本企画では、実際にアカデミアから民間企業へと転職した方々の体験談を掲載します。読者は、成功事例を通じてポスドクの未来像をつかむことができ、自らのキャリアに対する希望を持つことができるでしょう。
例えば、note上の一つのエピソードでは、あるポスドクが企業への就職活動に際し、「何を始めればよいのか全くわからなかった」と語っています。アカデミアでの経験があるため、企業側の求めるスキルや行動基準に対応することが困難だったのです。
また他の体験談では、民間企業に転職後の変化について触れています。入社直後から求められる成果や仕事のペースの違いについて説明し、企業文化への適応の難しさを伝えています。
ポスドクを支援する仕組みについて
誕生の背景には、アカリクが運営する転職エージェント「アカリクキャリア」に寄せられた多くの相談がありました。ポスドクが抱える情報格差を埋め、キャリア選択の幅を広げるための努力が必要だと考えた結果、今回のnote連載企画が立ち上げられました。
この連載の更新頻度は月1〜2本を予定しており、アカデミア以外のキャリアを模索しているポスドクや大学院生を主なターゲットとしています。読者が自身のキャリアに新しい可能性を感じられるよう、一人ひとりのストーリーが未来を照らす光となることを目指しています。
アカリクについて
株式会社アカリクは、2006年に設立され、本社は東京都渋谷区に位置しています。大学院生やポスドク向けの就職情報サイト「アカリク」の運営を中心に、さまざまなキャリア支援活動を行っています。地方大学との連携や新しいキャリア形成のためのイベントなど、研究者が直面する課題解決に向けてとことん支援をする企業です。
今回の企画に関して、株式会社アカリクの中途紹介グループリーダーである立花洸季氏は、「この連載で語られる一人ひとりのストーリーが、出口の見えない不安を抱える方にとって希望の光になることを願っています」と述べています。
結語
「博士のキャリア設計図」は、ポスドクや大学院生が未来に向かって踏み出せるよう、多様なキャリアの選択肢を示す貴重なコンテンツです。
ポスドクからの転職を考える方々にとって、大きな支援となることを期待しています。
公式URL:
博士のキャリア設計図