ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で、2025年12月9日から2026年1月31日まで中村至男の個展「中村至男オン グラフィック」が開催されます。
この展覧会は、公益財団法人DNP文化振興財団が主催し、現代アートの重要なプレイヤーとなっている中村氏の魅力に迫ります。中村氏は特に1990年代にアートユニット「明和電機」のグラフィックデザインや、プレイステーション用ソフト「I.Q」などで多くの人々に印象を与えてきました。
彼の作品はシンプルさと深さを兼ね備え、観る者の感性に働きかけるものです。無駄をそぎ落とし、「シンプル=単純」ではない新たなメッセージや表現のエッセンスを追求した彼のスタイルは、常に新鮮な発見を提供します。今回の展覧会では、これまでの広告や音楽業界での仕事をはじめ、新たに制作した作品も展示されるため、観客は彼の創造力の幅広さを確認することができます。
展示される作品には、特に中村氏の絵本作品も含まれており、子どもたちに支持されるその魅力が表れています。観覧者は各作品をじっくりと観察し、既知の作品と新作との対比を楽しむことで、思いもよらない発見をするかもしれません。会場では、シンプルな形や色彩の裏に隠された「何か」を是非探し出してください。
開催概要
会期:2025年12月9日(火)~2026年1月31日(土)
時間:11:00~19:00
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
休館日:日曜日・祝日、12月26日(金)~2026年1月5日(月)
入館料:無料
また、オープニングパーティーやギャラリートークといった関連イベントも予定されており、最新情報はgggの公式ウェブサイトにて確認することができます。今回の展覧会は、中村至男氏が持つ独自の視覚言語と、彼の作品世界を体験する貴重な機会です。この機会を逃さず、ぜひ会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。