因幡古典探究舎、新たな指導者育成のかたち
鳥取県八頭郡に本拠を置く株式会社因幡古典探究舎は、最近「マイベストプロ山陰・鳥取」に取り上げられ、その取り組みが注目されています。代表の都泰寛氏が指導するこの団体は、中国古典を基にした人材育成に特化し、古典を教育やビジネスに生かす方法を提案しています。
因幡古典探究舎とは
この団体は、古典を多角的に解釈し、その知恵を教育や実生活に活かせるような場を提供しています。漢学に始まり、著名なことわざや現代のビジネス書を踏まえた講演やセミナーを実施し、特に「指導者育成」を重視したプログラムが特徴です。
「マイベストプロ」は、全国の専門家を紹介するWEBサイトであり、因幡古典探究舎がこのサイトに掲載されたことは、その活動の有用性が評価された証とも言えます。
掲載の背景
都氏は、自らの活動を通じて「指導者にとって必要なものは学問教養である」との信念を抱き、組織力の向上には慕われる指導者が必要だと考えています。今回の「マイベストプロ」への掲載機会は、他の研修事業者との差別化を図り、古典に基づく学びがビジネスの成長につながることを広めるチャンスとなりました。
特徴的なプログラム
1.
学問教養を根幹にした指導者教育
福利厚生や待遇だけでは従業員の定着を図るのは難しい時代です。実際、帝国データバンクの調査によると、多くの企業が経験する「人手不足倒産」は、教養あるリーダーの育成が不足していることが一因であると指摘されています。因幡古典探究舎では、この課題に対応した指導者教育を行い、慕われるリーダーの養成を目指しています。
2.
『人格修養のすすめ』の活用
都氏が著した「人格修養のすすめ」は、中国古典「貞観政要」を解説した書籍です。これを基にした講座では、リーダーに必要な資質を明確にし、実際の事例を通じて参加者の理解を深めることができます。この書籍は2023年5月に発売され、多くの支持を集めています。
3.
「孫子」の教えをビジネスに活かす
兵法書「孫子」を用いた内容も講座に組み込まれており、組織の勝利に必要な戦略など、数千年の歴史を持つ智慧を現代のビジネスに活かす方法について解説しています。
今後の展開
今後、因幡古典探究舎は更なる人材育成に邁進し、福利厚生サービスの提携も拡充していく予定です。地域に限らず、島根県や山陽地方など、より多くの企業との連携を図りながら、学問教養を身に着けた指導者を育成するプログラムを展開していく考えです。
会社情報
- - 商号: 株式会社因幡古典探究舎
- - 代表者: 都泰寛
- - 所在地: 鳥取県八頭郡八頭町福井486
- - 事業内容: 中国古典を用いた人材育成、講演、セミナー
- - URL: こちらからアクセス
このように、因幡古典探究舎は古典の教えをもとにした指導者育成を行い、地域やビジネスの発展に貢献するべく活動を続けています。