和歌山県海南市では、2024年10月1日より、脳と体の健康を促進する新しい取り組みが始まります。これは、株式会社ベスプラが提供する「脳にいいアプリ」を活用した健康ポイントサービス「海ニャンさんポ(かいポ)」です。この施策は、特に40歳以上の市民に向けて、健康への意識を高めることを目的としています。
「海ニャンさんポ」は、楽しみながら健康活動に参加できるようデザインされています。具体的には、歩行や脳トレーニング、食事のチェック、さらにボランティア活動など、さまざまな健康行動にポイントが付与されます。例えば、海南市が主催するイベントに参加したり、アプリ上で提案された目標を達成すると、健康ポイント「かいポ」を獲得できます。このポイントは、海南市内のお店で使えるので、健康づくりが地域経済にも貢献する仕組みになっています。
また、「かいポ」を貯める方法は簡単です。参加者は、スマートフォンアプリ「脳にいいアプリ」をインストールし、市役所のメニューから「かいポ申込」を行うだけ。健康習慣を学びながら、貯めたポイントを買い物に利用することができ、生活の中で無理なく健康意識を高めることができます。
このアプリは、カロリンスカ研究所の研究結果を基に開発されたもので、運動・脳トレーニング・食事の管理を無料で行うことができる点が特長です。認知症の予防に向けて、軽度の認知機能障害の進行を抑制するためのアプローチが世界的に評価されており、複数の受賞歴もあります。「脳にいいアプリ」は、全国の多くの自治体で導入され、健康ポイントに変換することで地域活性化も目指しています。
この新しい取り組みは、海南市民が健康的なライフスタイルを楽しむだけでなく、地域社会全体を元気にすることにもつながります。この機会にぜひ、「海ニャンさんポ」に参加して、自分自身の健康づくりを始めてみてはいかがでしょうか。詳細については、海南市の公式ウェブサイトをご覧ください。