鉄と竹の新しい美しさを提案する「侘び竹」シリーズの誕生

鉄と竹が織りなす新たな空間の美

HITTITE pro.から発表された「侘び竹」シリーズは、鉄という強固な素材と、京都産の良質な竹を組み合わせることで、これまでにない和モダンのスタイルを提案しています。このプロダクトは2025年7月にオンラインショップでの販売を開始し、先々では国内外の注目を集めることが期待されています。

鉄と竹の融合

鉄はその重さや硬さから、力強い存在感を持ちます。一方、竹はその軽さとしなやかさで、空間に優しい印象を与えます。一見対照的なこの二つの素材が織りなすハーモニーは、まさに現代の和のデザインを具現化したものです。これまでの伝統的な和風インテリアとは一線を画す、洗練されたスタイルを実現しています。

東京インテリアライフスタイル展での初出展

これに先立ち、HITTITE pro.は2025年6月に開催される東京インテリアライフスタイル展において、初めて「侘び竹」シリーズを展示する予定です。この展示では、建築関係者やデザイナーからの期待を集めており、新たなインスピレーションの源となることでしょう。特に、京都の宿泊施設「大杉屋」でも実際にこのシリーズが採用されており、その統一感ある空間作りが評価されています。

商品ラインナップ

「侘び竹」シリーズは、手すりや結界、コートハンガー、棚など、様々な製品をラインナップしています。これにより、業務用途や住宅用途の両方で利用できる幅広い選択肢が提供されています。具体的なアイテム例として、以下のような商品が展開されます：

- 四角竹手すり　￥34,800
- 五角竹手すり　￥44,800
- 竹のタオル掛け　￥19,800
- Kekkai(結界）　￥47,800
- 竹手すりブラケットL型　￥32,800
- 竹手すりブラケットI型　￥32,800
- 竹コートハンガー　￥49,800
- 竹ステンレス傘掛け　￥49,800

サステナブルな美しさ

「侘び竹」シリーズの魅力の一つは、サステナブルな素材を用いていることです。竹は成長が早く、持続可能な資源として世界的な関心が高まっています。この竹と、長い耐久性を持つ鉄を組み合わせることで、経年変化を楽しめる美しく、長く愛用できるインテリアプロダクトが完成しました。

名称の意味

「侘び竹」という名称には、静けさや余白を重んじる日本の美意識「侘び寂び」の概念が込められています。竹の節の表情や、鉄が錆びることによって風合いが変わることは、自然の摂理を反映したものです。

地域資源の発見

このシリーズの開発の背景には、株式会社HITTITEが手がけた古民家宿「大杉屋」があります。和束町は茶の町として知られ、地域の資源を活かすことで、この新たな可能性を見出しました。鉄と竹の融合は、地域の文化と歴史を尊重しつつ、新たな価値を見出す取り組みでもあります。

HITTITE pro.の未来

HITTITEは、地域資源と伝統技術を融合させた製品開発を進め、日本の美意識を世界に広めることを目指しています。これからも「侘び竹」のような新しい挑戦を続けていくことでしょう。新たなスタイルと品質を持つ商品を通して、多くの人々に感動を届けていくことが期待されます。

最後に、「侘び竹」シリーズの詳細情報や商品のご購入は、HITTITE pro.の公式オンラインショップでご確認ください。また、実際に空間で体験できる宿泊施設「大杉屋」もぜひ訪れてみてください。