滋賀県近江八幡市の小学生が描いた環境絵画をパッカー車に！

地元小学生が描いた絵がパッカー車に！

滋賀県近江八幡市の企業、株式会社日吉は、地元の小学4年生たちが描いた環境をテーマにした絵をペイントしたパッカー車のお披露目会を3月12日（火）に開催しました。このパッカー車は、児童たちが学んだ知識を基にしたもので、その成果を形にしたものです。

お披露目会の様子

お披露目会には、八幡小学校の生徒や教職員が参加。テープカットセレモニーでは、各クラスから選ばれた代表生徒3名がしっかりとその役目を果たしました。その後、子供たちは自分たちの描いた作品を探し出し、嬉しそうに指を差していました。自分の絵を見つけることで、彼らの努力と成果を実感できた瞬間だったことでしょう。

環境ごみ学習の取り組み

日吉は34年前から環境ごみ学習に取り組んでおり、地元の小学4年生を対象にした出前授業を毎年実施しています。この取り組みは、かつて「３K（きつい・きたない・きけん）」という偏見の影響を受けていた廃棄物処理業界の現状を改善するために始まりました。授業では、児童たちにごみ収集車の操作実演や、その仕組みを学ばせています。

特に、実際にごみ収集車から発生した火災の写真を基に、不適切なごみの廃棄がもたらす危険性や、正しい分別の重要性についても教育しています。こうした知識を習得することで、未来の環境保護に対する理解が深まります。

未来への期待

今後も日吉は、この環境ごみ学習を通して、児童たちに環境への関心を深めてもらえるよう努めていきます。地元の小学生が自身の手で描いた絵そのものが、地域において重要なメッセージを届ける役割を果たすことを期待しています。何気ない日常の中で、環境について触れる機会を増やし、次世代の意識向上に寄与していくことが求められています。

この取り組みは、地域とのつながりを深め、環境教育の重要性を伝える一歩となり、子供たちの未来を考える大切な活動となるでしょう。