株式会社セリタ建設、クラウドPBX導入による業務改革
はじめに
株式会社セリタ建設が、社内インフラのデジタルトランスフォーメーション(DX)を進め、クラウドPBXの導入によって通信コストの削減と業務効率化を同時に実現しました。これにより、約200万円の初期コストを削減し、さらには環境負荷の低減にも貢献しています。今回は、この取り組みの詳細とその成果を紹介します。
初期投資の削減と業務効率化
セリタ建設は、建設業の特性を考慮し、固定電話の設置に伴う制約を解消するために、クラウドPBX「VoiceX」を採用しました。従来のビジネスフォンでは、「事務所にいないと電話が取れない」という問題がありましたが、クラウド化により、スマートフォンを活用して会社の代表番号での迅速な顧客対応が可能になりました。この新しいシステムにより、物理的な電話設備の設置が不要となり、約200万円もの初期投資を削減しました。
さらに、これによりスピーディーで低リスクな導入が実現し、移動中や外出先でも即時に顧客対応ができる体制が整いました。浮いた資金は、現場の安全性向上を目指したICT施工など、さらなるDX推進に再投資される予定です。
デジタル化率98%達成による環境貢献
また、セリタ建設は電子請求書システム「Digital Billder」の導入を進め、請求業務のペーパーレス化を実現しました。この取り組みは単なる業務効率化にとどまらず、環境負荷を低減するためにも重要です。郵送物1通あたりのCO₂排出量を約20g-CO₂と定義し、その排出抑制効果を独自に算定した結果、デジタル化率98.04%を達成し、約1.9kgのCO₂排出削減に成功しました。この数字は、年間で約12,000通を送る企業が同じ取り組みを行った場合、杉の木約17本分のCO₂吸収量に相当します。
社会への波及効果
この取り組みにより、セリタ建設は自身の効率化だけでなく、持続可能な社会の実現に向けたモデルケースとしての役割を果たしたいと考えています。業務のデジタル化は、企業の枠を超えた波及効果を生むものであり、地域社会における環境意識の向上にも寄与するでしょう。
向かう先:現場のDXへの投資
今後、セリタ建設は通信インフラで得られたコスト削減効果を、AI技術やICT施工といった新たな建設DXに充当する計画です。初期投資の最適化と環境負荷の低減を継続しながら、地方ゼネコンとして持続可能な成長を目指します。地域社会と地球環境への貢献も視野に入れた「攻めのIT投資」を加速させていく方針です。
会社概要
- - 社名:株式会社セリタ建設
- - 代表取締役:芹田 章博
- - 所在地:佐賀県武雄市朝日町大字中野10153-4
- - 創業:1969年11月
- - 事業内容:総合土木工事業、地盤改良工事(マッドミキサー工法)
- - 公式サイト:https://www.serita.jp/
このように、株式会社セリタ建設は通信インフラの刷新を通じて、コスト削減と業務効率化、環境への配慮を実現し、持続可能な社会の一端を担う企業であり続けます。