早矢仕有的の資料展
2025-09-01 12:17:55

没後125周年を迎える早矢仕有的の創業者人生と資料展の魅力

早矢仕有的の資料展、没後125周年を記念して開催



2026年、早矢仕有的の没後125周年を迎え、東京都中央区に位置する丸善・丸の内本店の4階ギャラリーで『「丸善」を創った男 早矢仕有的資料展』が開催されます。これは、彼の生涯や功績を多角的に捉えた初の正伝とも言える展示であり、丸善雄松堂、丸善ジュンク堂書店、丸善出版の3社が共催します。

早矢仕有的とは誰か?


早矢仕有的(はやし・ゆうてき)は、日本の医師であり実業家としても名を馳せ、特に「丸善」という名の創業者として知られています。1837年に岐阜県で生まれた彼は、医師の父の職を継ぎ、のちに江戸(現在の東京)で開業しました。1867年には福澤諭吉と出会い、その教えを受けながら、近代日本の発展に寄与することを目指します。

資料展の見どころ


この資料展では、早矢仕の人生の歩みを振り返る貴重な資料が展示されます。

  • - 丸屋商社の設立趣意書
これは日本初の会社設立趣意書であり、商社組織の画期的な構造が評価されています。誰が起草したのかについては様々な説が存在しますが、その影響は大きく、現代の株式会社の形態へとつながっています。

  • - 横浜商法夜学校の関連資料
1882年に設立されたこの学校は、早矢仕の名が付けられており、彼の教育への関与を物語っています。

  • - 慶應義塾との関わり
アーカイブには、彼が慶應義塾に入塾した際の記録が含まれています。福澤の講義を受けたことが、商業の道を選ぶきっかけとなったのです。

講演会やギャラリートーク


また、会期中には講演会やギャラリートークも予定されています。各回には定員があり、専門的な知識を持つ講師による貴重な話を聴くことができます。

講演会情報


  • - 1月10日:都倉武之先生(福澤研究センター教授)
  • - 1月11日:小林昌樹先生(近代出版研究所所長)
  • - 1月12日:自由対談

ギャラリートーク


  • - 1月3日および9日

結論


早矢仕有的の資料展は、単なる展示にとどまらず、彼の多様な事業活動や教育への貢献、さらには日本の近代化の一端を知る貴重な機会です。興味がある方は、ぜひ足を運んで、その深い意味を体感してみてください。

特設サイト:丸善の公式サイト



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会社情報

会社名
丸善雄松堂株式会社
住所
東京都中央区新川1-28-23 東京ダイヤビルディング5号館10階
電話番号
03-6367-6017

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