ご注目!新たに始まるアクート学院
岡山市に拠点を置くアクート岡山サッカークラブと無花果高等学園が手を組み、「アクート学院」が新たに設立されました。このプログラムは、サッカーを極めたい選手たちに向けたもので、彼らの高校生活をサポートすることを目的としています。
目指す教育モデル
無花果高等学園が掲げる理念は、選手たちが「かけがえのない高校3年間を、サッカーを中心に設計したい」と望む声に応えるものであり、そのため「アクート学院」では学びをサッカーに集中できる土台として位置づけています。日々の練習や遠征、大会に合わせた柔軟なカリキュラムが組まれており、選手は自分のペースで高校卒業を目指すことができるのです。
プログラムの内容
「アクート学院」は、アクート岡山と無花果高等学園オンラインコースとの連携によって実現されています。入学する生徒は「無花果高等学園(益田永島学園 明誠高等学校)」に所属し、通信制の利点を活かして自由な時間を持ちながら、思い切りサッカーに打ち込むことができるのです。また、毎月転入生も受け付けており、新入学だけでなく自由な環境で学びを続けられます。
さらに、志望者は次のようなプログラムにも参加可能です:
- - スポーツ選手としてのセカンドキャリア設計
- - サッカーに関連する職業の理解と実践
- - 興味に応じたチャレンジプログラム(サッカー以外のテーマも可)
- - 大学進学プログラム / 就職サポートプログラム
このように、アクート学院ではサッカーに打ち込むのみならず、多様な学習体験を提供していくことを目指しています。
代表のコメント
アクート岡山サッカークラブの秋田稔代表は、「無花果高等学園との連携によって、ユース選手は高校卒業の資格を取得しながらサッカーを続ける選択肢を得ることができる」とコメントしています。選手たちが自分の夢を追いかけ、可能性を広げることができる環境を整えたことを高く評価しています。
また無花果高等学園の代表も、「多くの通信制高校ではサッカー部がないため、サッカーを愛する生徒たちが進学をためらう現状を変えたい」と力を込めています。サッカーを中心とする高校生活を支えるこの新しい取り組みは、地域に住む若者たちにとって大きな希望となるでしょう。
地域密着型のサッカークラブ
アクート岡山サッカークラブは、2005年に設立され、北区北長瀬表町を拠点に活動を行っています。地域密着型のクラブとして、幼児から社会人、女子チームまで幅広い世代が関与しており、岡山県出身選手の育成に力を入れています。彼らは「100年続くクラブ」を目指しており、サッカーを通じて地域とのつながりを深めていくことを重要視しています。
無花果グループについて
無花果グループは「よい教育をつくり、届ける」ことを理念に活動しており、通信制サポート校やフリースクールなど多様な形で学ぶ機会を提供しています。無花果高等学園では、生徒一人ひとりの希望に応じたオーダーメイドの教育を実現しています。
このように、アクート学院は地域に根ざした教育機関として、選手たちの夢を叶える手助けをする大きなプロジェクトです。サッカーを愛するすべての人たちに、希望あふれる環境が提供されることを期待しています。