スポーツを通じた国際交流の重要性
認定NPO法人REALE WORLDは、静岡県伊東市を拠点に青少年の健全育成と国際交流を推進しています。この度、元バレーボール日本代表選手の永田和美さんを講師に迎え、ネパールでバレーボールクリニックを開催しました。これは、国際的なスポーツ育成に向けた新たな一歩です。
元オリンピアンの貴重な経験
永田和美さんは、1989年にユニチカに入社し、以降は日本代表として世界的な舞台で活躍しました。彼女の経験をもとに、ネパールの若い選手たちに対してバレーボールクリニックが行われました。クリニックは、ネパールのジャウラケルバレーボールトレーニングセンターやAPFバレーボールクラブ、ニューダイヤモンドユーススポーツクラブで12月14日から16日にかけて開催され、現地の選手たちは真剣にトレーニングに取り組みました。
目標達成のための意識の重要性
技術の習得だけでなく、意識の持ち方やチーム全体が同じ目標に向かうことの重要性が強調されました。永田さんの言葉として、練習を本番の試合のように捉え、個々のトレーニングに真剣に取り組む姿勢が必要であると指摘されました。また、日々の努力が大切で、選手たちが引退後もその経験が無駄にならないことが語られました。
ネパールバレーボール界への提言
12月17日には、カトマンズのロイヤルシンギホテルでカンファレンスが開催され、ネパールバレーボール協会の理事や監督、選手が集まりました。永田さんのオリンピック経験を基に、ネパールのバレーボール界に対する提言が行われ、選手と指導者の両面からの発展への取り組みが話し合われました。これにより、ネパールのバレーボール界が国際的にも通用するような成長が期待されます。
2024年に向けた新たな取り組み
REALE WORLDは、これまでサッカーを通じた青少年育成活動を行ってきましたが、2024年からは永田和美さんとともにバレーボールを通じた活動を本格化させる予定です。特に、日本の中学生を対象にしたクリニックを2024年6月と10月に長野県で実施し、バレーボールを通じて若者たちの心を育むことを目指しています。
アスリートのセカンドキャリア支援
多くのアスリートがリタイア後、その経験を活かす場を持てずにいます。REALE WORLDは、彼らの貴重な経験を後進の育成に活用することで、アスリートと若手選手の双方にとって貴重な体験を提供することを目指しています。これからも、元プロ選手や日本代表選手との協力を通じて、青少年の育成に力を入れていきます。
お問い合わせ
経験を若手選手にシェアしたい元プロ選手や元日本代表選手の方は、ぜひ事務局までご連絡ください。今後の活動に参加し、一緒に未来のアスリートたちを育てる機会を得てください。
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