武蔵野大学アントレプレナーシップ学部がアジアで新たな拠点「EMC ASIA」を設立
東京を拠点にする武蔵野大学アントレプレナーシップ学部は、2021年の学部開設以来、グローバルな視野を持つアントレプレナーの育成に取り組んできました。そしてこの度、シンガポールにアジアの新たな拠点「EMC ASIA」を設立しました。業界との連携を強化し、学生たちの挑戦をサポートするための重要なステップです。
「EMC ASIA」の開設について
「EMC ASIA」は、シンガポールのコワーキングスペース「One&Co」に位置し、7月1日に正式に開所しました。この拠点は、アジアにおけるアントレプレナーシップ教育の中心地として、武蔵野大学の学生だけでなく、東京都内在住や在学の学生にも広く開放されています。
これに先駆けて、6月3日に行われた開所式では、アジア市場への進出を期待する企業や学生たちから多くの関心を寄せられました。式典には多くの関係者が参加し、シンガポールにおける新たな挑戦への期待が高まりました。
「EMC GLOBAL」とは
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部が立ち上げた「EMC GLOBAL」は、グローバルアントレプレナーを育成するためのプラットフォームです。この initiativesは、アジアの主要国において学生のピッチイベントやインターンシップを実施し、国際的な交流を促進します。これにより、若い才能が異なる文化やビジネス環境で経験を積むことができます。
今後、「EMC GLOBAL」では、フィリピンやインドネシア、インドを含むアジア諸国へのピッチイベントや視察ツアーが計画されており、その中で選ばれた学生たちは国際舞台での貴重な経験を得ることができます。
学生に開かれた機会
この取り組みは、東京都の「大学発スタートアップ育成支援事業」にも採択されており、アントレプレナーシップ学部に限らず、志を同じくする学生たちにも参加のチャンスが与えられています。日本の学生が海外での経験を積むことで、国際的な視野とスキルを兼ね備えた人材として成長できる土壌が作られています。
アントレプレナーシップ学部の使命
アントレプレナーシップ学部長の伊藤羊一氏は、「グローバルを目指す理由は、国内だけの視野では真の成長が難しいからです。ダイバーシティを理解し、世界と繋がることで、学生たちに広い視野を持ってもらいたい」と語ります。また、グローバルで活躍できる人材を育成することは、日本の未来にとっても非常に重要な使命であると考えています。
結び
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の「EMC ASIA」は、アジア市場における新たな機会を提供し、学生たちがグローバルな舞台で活躍するための基盤を築く場として機能します。これからのグローバルアントレプレナーの育成をサポートするため、期待される取り組みが続いていくことでしょう。