地域の食を支えるフードバンク埼玉の定期総会の成果

フードバンク埼玉が第9回定期総会を開催

2025年6月23日、特定非営利活動法人フードバンク埼玉がコープみらいコーププラザ浦和にて第9回定期総会を開催しました。この総会は、リアルな会議室での参加に加え、Zoomを利用したオンライン形式でも行われ、より多くの参加者が一堂に会する機会が設けられました。

概要と参加団体

定期総会は埼玉県さいたま市南区に位置するコープみらいコーププラザ浦和にて行われ、特に地域の福祉活動を担っている団体が多数参加しました。これには、NPO埼玉ネットやワーカーズコープ埼玉事業本部、埼玉県労働者福祉協議会など、地域に密着した様々な組織が名を連ねています。

審議事項と結果

今回の総会では、2024年度の事業報告や決算報告、監査報告が審議されました。また、2025年度の事業計画や収支計画に関する提案も行われ、いずれも賛成多数で承認されました。賛成票は10票に対して反対は0票という明瞭な結果が示され、フードバンクの今後の活動に期待が寄せられています。

総会での審議の中で特に注目されたのは受入実績と提供実績です。2024年度の受入実績は83,850キロ、提供実績は76,699キロに達し、前年に比べてそれぞれ61％の増加を見せています。これに対し、受入件数は1,914件、提供件数は1,096件という数字が報告され、地域住民に向けた支援が一層強化されていることが伺えます。

地域支援の拡大

このように、フードバンク埼玉は数字の上でも活動の拡大が図られており、今後も地域住民の支えとなる使命を果たすために尽力しています。特に、フードバンクサポーターの募集中であり、個人および企業・団体向けにさまざまな形での支援を呼びかけています。地域社会の一員として、誰もが食の援助を受けられる環境作りに貢献できるチャンスです。

この活動に興味がある方は、公式サイトにアクセスして寄付の案内を確認することができます。地域を共に支えるための一歩を踏み出しませんか？