大分県佐伯市の名店の味を家でも楽しむ新サービス「衝撃一品」

大分・佐伯市の新プロジェクト「衝撃一品」

2023年3月1日、オンラインショップ「衝撃一品」の運営が開始されました。この取り組みは、大分県佐伯市にあるローカル名店の味を、地方の活性化と保存を目的に家庭で楽しむことができるサービスです。帰省をするたびに楽しんだあの味を、自宅でも簡単に再現できるチャンスが訪れました。

地域の味を守る意義と背景

地方の過疎化や少子高齢化、さらには新型コロナウイルスの影響が相まって、地域の食文化が少しずつ衰退しています。「衝撃一品」は、地域の味の喪失感を感じた地元の料理人たちが、共同で立ち上げたプロジェクトです。
このサービスは、単に商品を販売するだけでなく、地元の飲食店の歴史や魅力を広めることを目的としています。故郷の食文化を守り、次世代に引き継いでいく大切なメッセージも込められています。

サイトの魅力と特徴

「衝撃一品」では、大分県佐伯市に根差した名店の特製メニューを取り寄せることができます。各店舗のこだわりを生かした商品は、独自の冷凍技術によって製品化され、いつでも美味しい状態で楽しむことが可能です。
販売される商品は1店舗につき1品のみで、地元民に愛されている食材を使用した逸品が並んでいます。

商品ラインアップ

1. とらふぐの押し寿司（豊後水道ふぐ柳井）
解凍後に食べ頃になるように作られた押し寿司は、新鮮なふぐを使用。ポン酢と紅葉おろしで味わう贅沢な一品。価格は8貫で3000円（税込）。

2. もも唐（唐呑み処喰い処佐伯二八）
若鶏を使用したもも唐は、カリッと焼き上げることで、地元人気の居酒屋の味を再現。150g×4本で3000円（税込）。

3. 湯葉餃子（はし本）
軽やかな湯葉の皮に包まれた餃子は、胡麻ポン酢との相性が抜群。80g×10個で2800円（税込）。

4. 猪肉の角煮饅頭（中国料理大鳳閣）
地元ジビエを使った角煮饅頭は、柔らかくジューシーな味わい。80g×4個で3000円（税込）。

地元店舗への負担を軽減

このプロジェクトの最大の特徴は、飲食店側の負担を減らす仕組みです。受注、発送、パッケージ開発などの業務はプロジェクト側が行い、飲食店は通常営業を続けながら参加することができます。これにより、飲食店にとって新しい収益源を得ると同時に、食文化の維持にも寄与することが可能となっています。

未来への展望

「衝撃一品」は、地元の飲食店にとっても、ファンにとっても新しいつながりを生む取り組みです。今後も多くの飲食店と提携し、佐伯市の魅力をより多くの人に届けることを目指します。
地域の味が守られることで、訪れる人も増え、活気ある町作りへとつながることが期待されています。
大分県佐伯市の名物料理を自宅で楽しめるこのプロジェクトは、地元の人々だけでなく、全国のグルメファンにも注目されることでしょう。ぜひ、「衝撃一品」を通じて大分の食文化を感じてみてください。