株式会社ミライトリンクが新たな一歩を踏み出す
株式会社ミライトリンクは、2025年1月14日より、奈良県の老舗弁当業者であるあづまケータリングサービス(東鮓)の事業を承継し、運営を開始します。この権利譲渡は、奈良の食文化と地域経済にさらなる影響を与えることが期待されています。
62年の歴史を持つ東鮓
1962年に創業した東鮓は、「わかくさ国体」や平城遷都1300年祭など、奈良県で行われる大規模イベントに弁当の提供を行ってきた実績があります。その名声は奈良に根付いており、地元民に親しまれてきた企業です。特に、1300年祭で提供された「遷都すしバーガー」は、来場者に強く印象に残っています。
ミライトリンクの背景とビジョン
奈良市で40年前に「寿司・割烹 甚八」を創業したミライトリンクの中本代表も、かつて東鮓で修業をしていました。これにより、2つのブランドが親子関係のように密接に結びついています。ミライトリンクは、地域社会に貢献できるビジネスとして、フードビジネスの手法を用いています。彼らのミッションは、「地域社会へ活力をもたらす」ことです。
仕出し屋の再生プロジェクト
ミライトリンクは2022年に仕出し屋専門の事業承継支援を開始し、吉野町の店舗を完全子会社化した実績があります。今回の東鮓の承継はその第2弾で、彼らは地域の仕出し業界全体の活性化を目指しています。
食に関する多角的な展開
弁当業界だけでなく、カフェやパーティーケータリング、フードイベントの企画など、食にまつわる事業を多岐にわたって展開中です。関西エリアから始め、将来的には全国へと進出していく予定です。
会社情報
株式会社ミライトリンクは1984年に設立され、本社は奈良県奈良市にあります。代表取締役の中本和昭氏は、地域活性化のために多くの事業を展開しており、特に仕出し業界における経験は豊富です。
結論
ミライトリンクがあづまケータリングサービスを引き継ぐことにより、奈良の食文化はさらに発展するでしょう。この取り組みが地域経済に与える影響は大きく、今後の展開がとても楽しみです。地域の人々と共に、奈良の美味しさを次世代へとつなげる役割が期待されるでしょう。