女性活躍と健康支援の重要性を考える
2025年3月7日、株式会社マイナビは、国際女性デーを前に特別イベントを開催しました。このイベントは、職場での女性の健康課題を理解し、「働きやすい環境づくり」に向けた取り組みを推進することを目的としています。約60名の企業経営者や人事担当者が集まり、女性活躍や組織成長について議論が行われました。
開催の背景
近年、女性の社会進出が進む中、企業に求められるのは女性活躍の推進です。これは労働力不足の解消や、組織の多様性向上、従業員のエンゲージメント強化に役立つだけでなく、企業の持続的成長にもつながります。しかし、多くの企業は「制度は整っているが実態が伴わない」といった課題に直面しています。
本イベントでは、専門家の講演や体験を通じて、企業がどのように女性活躍を支援し、良好な組織成長を実現するかを考える場を提供しました。特に女性特有の健康課題の理解を深め、職場環境を改善するヒントを得ることができる貴重な機会となりました。
開催概要
- - 日時: 2025年3月7日(金)13:00~17:30
- - 会場: マイナビPLACE(歌舞伎座タワー 29F)
- - 対象: 企業経営者、人事担当者、働き方改革推進担当者等
イベントコンテンツ
1. 岡島悦子氏によるセミナー
株式会社プロノバの岡島氏は、「女性活躍施策の不足」が経営や人事戦略に与えるリスクについて講演しました。女性活躍の推進は、単なる施策に留まらず、企業の競争力向上に寄与することを強調し、特に女性管理職の登用が進まない要因を分析しました。最新のデータを交えた具体的な事例が多く、参加者の関心を集めました。
2. 今村優子氏の講演
株式会社リンケージの今村氏は、「女性が働き続けられる職場」についての取り組みを紹介しました。特に産休・育休制度の改善の先にある課題と解決策に焦点を当て、ライフステージに応じた健康施策の重要性を説明しました。キャリア選択の幅を広げ、女性が無理なく働ける環境の具体例も示し、参加者は多くのヒントを得ました。
3. 生理痛体験
本イベントでは、参加者が女性特有の健康課題を体感するための「生理痛体験」を実施しました。特殊なシミュレーション装置を使い、約50名が生理痛の疑似体験を行い、実際の痛みを体感しました。この体験を通じて、職場環境における理解不足を認識し、必要な配慮について考える機会となりました。体験者からは「想像以上の痛みで、職場での理解が不足していることを実感した」との声が寄せられました。
参加者の反応
イベントの終わりに、参加者からは「具体的な取り組みのヒントを得られた」「職場での実践に活かしたい」といった感想が多く寄せられ、企業内での新たなアクションが期待されます。イベント担当者は、「女性活躍推進や健康支援の重要性を実感してもらえたことは大きな成果」と語りました。
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