新しいゲームで社会問題に目を向ける「ゲーム限界都市～しあわせなまち～」が登場

新作ゲームで意識する社会問題

2024年3月31日に発売予定の新作ゲーミフィケーション「ゲーム限界都市～しあわせなまち～」が注目を集めています。社会課題を楽しく学ぶことを目的としたこのカードゲームは、名古屋と東京での体験会を皮切りに広がっていくことが期待されています。

ゲームの概要

「ゲーム限界都市」はプレイヤーが市長となり、現実の社会問題や政策に基づくイベントを体験しながら、市民の幸福を目指すデッキ構築型カードゲームです。プレイヤーは財源を使って政策を実施し、様々な影響を受けながら市民の所得や健康を向上させていくことが求められます。このゲームは実際に起こりうる問題を考慮してカードの効果が設計されており、ゲームを通じて「少しだけ」社会や政治に関心を持たせる仕掛けがなされています。

過去の受賞歴

「ゲーム限界都市」は、2020年マニュフェスト大賞コミュニケーション戦略賞を受賞し、2022年には全日本ゲーミフィケーションコンペティションで準グランプリに輝いています。これにより、教育的価値が評価されていることがわかります。

ゲームの特長

新作「しあわせなまち」では、ボードゲーム初心者でも楽しめるようにルールを工夫しています。ゲームのプレイ時間を短縮しつつも、展開が変わりやすいランダム要素や対人妨害の要素を加えました。最大5人での対戦が可能で、友人や家族と賑やかに楽しむことができます。このゲームが提供するのは、ただの娯楽ではなく、未来の選挙権を持つ中高生に社会問題への関心を持たせるきっかけでもあるのです。

開発の背景

「ゲーム限界都市」は、中学生たちが将来的に選挙権を行使することを前提にしており、一方で彼らが社会問題に触れる機会が少ない現状を打破する目的で開発されました。開発チームには、カードゲーム好きな学生や元行政マン、政策評価研究者が関わっており、多角的な視点からゲーム内容が練り上げられました。

体験会の詳細

体験会は、クラウドファンディングの支援者や通販サイトでの購入者に案内されていますが、プレスリリースやSNSからの一般参加も大歓迎です。ゲームに興味のある方や、すでに購入したけれどまだ遊んでいない方、どう活用するか模索されている方など、皆さまの参加をお待ちしております。

- 名古屋体験会

日時：8月12日（月祝）17時00分～20時30分
場所：名古屋市千種区、地下鉄吹上駅徒歩1分「タスクール」
参加申し込み：こちら

- 東京体験会

日時：8月28日（木）18時00分～20時50分
場所：東京都文京区、地下鉄本郷三丁目駅徒歩15分「山上会館」
参加申し込み：こちら

参加費は500円（会場費負担金）で、クラウドファンディング支援者や通販購入者は無料です。ぜひこの機会に「ゲーム限界都市～しあわせなまち～」を体験し、楽しみながら社会について考えてみませんか？