桃太郎電鉄が教育界に進出！コナミとVERSION2が提携

桃太郎電鉄が教育分野へ！新たな業務提携

最近、株式会社コナミデジタルエンタテインメントと株式会社VERSION2が画期的な業務提携を結びました。この提携の目的は、人気ゲーム「桃太郎電鉄」を教育現場で活用することにあります。新たに開発された「桃太郎電鉄教育版Lite ～日本っておもしろい！～（以下、「桃太郎電鉄教育版」）」は、2023年より日本の教育機関に向けて無償提供されることが決まりました。

提供される教育版の目的

「桃太郎電鉄教育版」は、子どもたちが楽しみながら学べる環境を提供することを目的とした取り組みです。ゲームの中で日本の地理や歴史、経済を楽しく学ぶことができるため、教育的価値が非常に高いとされています。このツールは、授業での利用を想定しており、教師が使いやすいように設計されています。

VERSION2の役割

株式会社VERSION2は、この新しい教育ツールの展開において重要な役割を果たします。具体的には、教師が「桃太郎電鉄教育版」を授業に取り入れる際に必要なサポートを提供します。専用の電話回線や問合せサイトを通して、教師からの質問に迅速に対応し、バックエンドで従事します。これにより、教師たちは安心して新しい教育方法を実践できるようになります。

教育現場へのインパクト

この取り組みは、教育現場に多大な影響を与えることが期待されています。特に、ゲームを通じて学べるというアプローチは、子どもたちの興味を引き出し、学習へのモチベーションを高める効果があります。また、ゲームを使用することで、グループでの協力やコミュニケーション能力の向上も期待されます。

株式会社VERSION2について

VERSION2は、「ITで世界の人財をつなぐ学びの未来を開発する」というミッションを掲げて、教育機関向けのeラーニングプロジェクトに取り組んできました。自社開発のeラーニングシステム「GLEXA」は、学校や専門学校において効果的に活用されています。2017年以降は、民間企業向けにもサービスを展開し、教育のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進しています。