2024年12月9日、港区立産業振興センターにて「第1回 ALL JAPAN CONFERENCE」が開催されます。このイベントは、地方自治体と首都圏の事業者を結びつけ、日本の食を守るための新たな取り組みを提案する場です。
イベントの第一部では、農林水産省の長田裕貴氏による基調講演を予定しています。長田氏は、政策課で環境政策や国際共同研究の推進に関わっており、現在はフードテックの推進を担当しています。彼の講演を通じて、持続可能な農業と漁業の未来についての洞察を得ることができるでしょう。
本会議は、参加者同士のビジネスマッチングを促進することを主な目的としており、約20の事業者が自身の取り組みを短時間でアピールするエレベーターピッチも行われます。これにより、参加者同士の交流と新しいビジネスのアイデア創出が期待されます。講演後に設けられる交流会では、登壇者と参加者が直接コミュニケーションを取り、お互いのビジネスの可能性を探る機会が提供されます。
「ALL JAPAN CONFERENCE」というイベント名には、日本中の自治体と事業者が連携し、地域が抱えるさまざまな課題を共に解決していこうという意志が込められています。特に、今回のテーマは「食」。日本はもともと農業と漁業が根付いた国ですが、現在、その基盤が危機に直面しています。食料自給率の低下や環境問題など、さまざまな課題が山積しています。このような状況において、自治体と事業者が手を取り合い、持続可能な発展を目指すことが求められています。
開催場所は港区立産業振興センターの11階ホール大です。参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。自治体関係者や一般の参加者も、それぞれの申込フォームから申し込みできます。また、ピッチ登壇を希望する事業者も事前に申し込みが必要です。
このイベントを通じて、持続可能な農業や漁業の実現に向けた新たな連携が生まれることが期待されています。日本の食を守るために、この機会をぜひ多くの人に利用してほしいものです。参加者が共にアイデアを交わし、地域経済の活性化に寄与する場となることを願っています。