新エグゼクティブ・アドバイザーの就任がもたらす期待と展望
株式会社ビーマップは、観光業との繋がりをさらに強化するため、2025年9月1日より新たに久保田穣氏をエグゼクティブ・アドバイザーとして迎えることを発表しました。これにより、同社は観光業界と鉄道業界とのシナジー効果を最大限に引き出す計画です。
久保田氏の経歴
久保田氏は1979年に国鉄に入社し、その後JR東日本、JTB、日本観光振興協会など、数々の要職を歴任してきました。特に観光、広告、鉄道関連の業務で貴重な経験を有しており、幅広いネットワークを持つことが特長です。
諸職歴
- - 2005年:JR東日本 事業創造本部資産活用部門長
- - 2007年:JR東日本企画 常務取締役
- - 2011年:JTB 常務取締役
- - 2020年:日本観光振興協会 理事長
上記のように、彼のキャリアは観光と鉄道業界の発展に多大な貢献をしています。ビーマップが久保田氏をパートナーとして迎えることで、この経験を基盤とした新たな事業展開が期待されています。
具体的な施策の展望
ビーマップでは、久保田氏の助言を通じて、JRグループや各地方自治体、観光関連企業との連携を強化し、「THE NEXT TOWN」事業を拡大させていく考えです。また、QRデジタルきっぷ「とくチケ」事業の推進もあり、デジタル技術を活用した新しいビジネスモデルの開発にも力を入れています。
当社の代表取締役社長、杉野文則は「久保田氏の持つ広範な人脈と専門知識を活かし、観光業界とのさらなる連携を図ることで、地域経済を活性化していきたい」と述べています。このように、久保田氏の加入により、ビーマップは一層の成長を目指すと同時に、観光業界全体への影響力を拡大することを視野に入れています。
今後のプロジェクト参加について
久保田氏は観光業界のみならず、アイドルやアニメ、人気テレビ番組とも連携し、「THE NEXT TOWN」事業をより多様化させる意向です。これにより、鉄道と沿線エリアの活性化を図る新たなプロジェクトやコラボレーションが次々と実現していくことが期待されています。
また、近年のデジタル化の波に乗り、2026年度には紙の乗車券が廃止される見込みです。これに伴い、ビーマップのQRデジタルきっぷが全国の鉄道会社で導入されることを目指しています。久保田氏の経験と見解が、これらの施策を推進する上で欠かせない役割を果たすことでしょう。
結論
新たなエグゼクティブ・アドバイザーとしての久保田氏の参加は、株式会社ビーマップにとって大変意義深い出来事です。彼の持つ実績とノウハウが、観光業界に新風をもたらし、地域経済の発展に寄与することが期待されています。今後の展開から目が離せません。